1月8日にシドニーで開催される短縮ルールのエキシビジョンマッチ「FAST4」を当サイトにて会員限定で配信することが決定。配信開始は1月8日17時30分からを予定している。「FAST4」は2015年にロジャー・フェデラー(スイス)とレイトン・…

1月8日にシドニーで開催される短縮ルールのエキシビジョンマッチ「FAST4」を当サイトにて会員限定で配信することが決定。配信開始は1月8日17時30分からを予定している。

「FAST4」は2015年にロジャー・フェデラー(スイス)とレイトン・ヒューイット(オーストラリア)の対戦で初めて行われたもので、それ以来、毎年行われているエキシビジョンマッチ。今年はニック・キリオス(オーストラリア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の出場が決定しており、4人目は未定となっている。

今回は、従来の「FAST4」のルールを継承し、4ゲーム先取で1セットとする形式で試合を実施。また取得したゲーム数がそれぞれ3-3になったところで、5ポイント先取方式のタイブレークとなる。

また、レットについても従来の「FAST4」のルールを引き継いで、サービスがネットに触れてからサービスボックスに入ると「レット」として、サービスを打ち直すところを、レットはプレーを続行する形式を採用。いわゆる「ノーレット」の試合となる。

さらに、1ゲームで、双方が3ポイントずつとった際(40-40の時)には、デュースとなり、2ポイントを連取しなければならないのが従来だった。その点を、1ポイントでゲームの行方を決める、いわゆる「ノーアド」も採用する。

ほかにも、「パワープレイ」と名づけた、特殊ルールを採用。サーバー側が「パワープレイ」と宣言したポイントでは、ポイントを獲得した側に2ポイントを得ることになるもので、タイブレークで使うことはできない。

そのルールの下で2チームに分かれて、シングルス2試合とダブルス1試合で競うもので、従来のテニスとは一味ちがった形式での試合となり、新鮮な楽しみ方もできそうだ。

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※写真は左からキリオス、ズベレフ、ディミトロフ