日本フィギュア界のレジェンド、羽生も今大会の快進撃を支えた一人となる(C)Getty Images 日本フィギュア史上最…

日本フィギュア界のレジェンド、羽生も今大会の快進撃を支えた一人となる(C)Getty Images
日本フィギュア史上最多となる6個のメダルに、国内が沸き立っています。
閉幕するミラノ・コルティナ冬季五輪。時差の都合もあり、日本でも盛り上がりは開幕当初、決して大きなものではありませんでしたが、アスリートたちの奮闘に人々は心を動かされていきます。
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決定的だったのは「りくりゅう」ペアによる、ショートプログラムでの失意の5位スタートから、怒濤の逆転金メダルです。強い気持ちであきらめない姿勢を貫いた2人が起こした奇跡に、日本中が酔いしれました。
ここから冬季五輪への注目度は一気にヒートアップ。フィギュアスケート女子シングルFSでの坂本花織の銀、中井亜美の銅でそれは決定的となり、堂々としたパフォーマンスと裏側にある人間ドラマに胸を熱くしたのです。
この日本フィギュア界の躍進を「点」ではなく「線」で捉えたとき、今大会には出場していませんが、人々の記憶の扉を開けるアスリートが、一人います。
羽生結弦さんです。
言わずと知れた2014年ソチ・2018年平昌での2大会連続オリンピック金メダリスト。そして史上初の4回転ループジャンプ成功者。現在の競技ジャンルの隆盛を考えたとき、その功績を振り返ってしまうのは、とても自然なことでしょう。
スポーツ紙のデスクは言います。
「競技生活を終え、現在はプロスケーターやアイスショーのプロデューサーとして活躍している羽生さんですが、出場していないにもかかわらず、今大会でもその存在感は大変大きなものがありました。佐藤駿が憧れの存在として演技前に羽生さんの動画を見たと明かしたり、千葉百音は羽生さんが2014年ソチ五輪のフリーで採用した『ロミオとジュリエット』で演じたり、自然とその名が出る点からも、大会期間中は羽生さんが『のこしたもの』の大きさを実感する毎日でしたね」
そして競技者を“卒業”してからも、クリエイターとして誰も臨んだことのない境地へとチャレンジし、人々の心に喜びと潤いをもたらすその姿は、後進にとっては生きたお手本…モデルケースとなるでしょう。
「もちろん誰もが羽生さんのようにはなれませんが、フィギュアスケートを単なる勝敗ではなく、文化の域まで高め、ファンの笑顔のために突き進むその姿勢が、大きな道標になっていることは間違いありません」(前述のデスク)
今大会、輝きを放ったトップアスリートに大きな拍手を。そしてその「礎」をつくった唯一無二の男にも、思いを致したいものです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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