挫折を経験したマリニンの次回大会に期待がかかる(C)Getty Images 現地時間2月21日、ミラノ・コルティナ五輪…

挫折を経験したマリニンの次回大会に期待がかかる(C)Getty Images
現地時間2月21日、ミラノ・コルティナ五輪ではフィギュアスケートエキシビジョンが行われた。男子シングルを8位で終えたイリア・マリニン(米国)も演技を披露し、競技とは異なる雰囲気のパフォーマンスで観客を沸かせていた。
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パーカーと太めのパンツというカジュアルな装いで身を包み、各種目の金メダリストの前に登場したマリニン。4回転ジャンプやバックフリップなどダイナミックな技を繰り出しながら、4分程度のプログラムを演じ切っている。演技終了直後には感極まる表情を浮かべるも、大声援が送られると、真っすぐと前を向きスタンド全体に両手を振って応えていた。
団体戦では2度リンクに立ち、アメリカの金メダル獲得に貢献。だが、シングルのフリーではミスが続き、8位というまさかの結果に終わった。失意を味わいながらも、この日のエキシビジョンでは堂々たる演技を繰り広げ、存在感を示していた。
最後まで五輪の舞台に立ち続けたマリニンの姿に各国メディアも反応。開催国イタリアの『La Gazzetta dello Sport』はエキシビジョンのパフォーマンスについて、「彼の演技は観客を熱狂させた。ジーンズにパーカー姿のアメリカ人は、バックフリップと4回転ジャンプを織り交ぜながら、顔に浮かぶ表情でも観客の胸を打った。そこには痛みと、再起への強い思いがにじんでいた」などと報じた。
また、マリニンの母国アメリカの『USA TODAY』では今大会最後の演技に賛辞を送っている。「この夜、そこにあったのはマリニンの魔法だった」と称えるとともに、「本番の勝負ではない。メダルも名声も関係のない舞台だ。それでも彼は氷上のショーマンとして違いを見せた」と評している。
さらに同メディアは、プログラムの内容などにも触れながら、「氷上を滑る姿は、まさに目を奪う瞬間だった。そして、この21歳のアメリカ人の高い技術を改めて示し、2030年五輪への期待も抱かせた」とも綴っている。
今大会、オリンピック初出場となったマリニンは、大きな挫折も経験した。今回の味わった悔しさは、必ずや次の4年間への大きな糧となるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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