あらゆる種目で表彰台に立った今大会のスノーボード競技における日本勢(C)Getty Images表彰台にまで上がったオリ…
あらゆる種目で表彰台に立った今大会のスノーボード競技における日本勢(C)Getty Images表彰台にまで上がったオリンピアンの待遇を憂う声が上がった。元スノーボード五輪代表で、マルチタレントでもある成田童夢氏が自身のXを更新。ミラノ・コルティナ五輪に参加していた選手が帰国するというニュースに持論をぶつけた。
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成田氏が持論を展開するキッカケとなったのは、女子ビッグエアで金メダルを獲得した村瀬心椛らスノーボード選手たちが帰国したというニュースだった。その内容は飛行機のビジネスクラスで帰って来れると思っていた選手が、エコノミークラスを利用するしかなかったというものだった。
マイナー競技とはいえ、オリンピアンだ。ましてやメダルを手にした選手もいる以上は待遇が改善されてもいい。ゆえに成田氏は「見るだけで辛い」と投稿。そして「10代の若手選手が五輪の舞台に立っている」と切り出し、こう続けた。
「遊びたい盛りの青春時代を全て競技に捧げ、人生を全て懸けて戦っているということ。そんな『国の英雄』が心身ともに疲弊した状態で相応の待遇を受けられない。本当にこのままでいいのでしょうか? この現状を変えていくべきではないのでしょうか?」
国の期待を背負う重圧は計り知れない。にもかかわらず、待遇が改善されていない状況に変化を求め、“異”を唱えた成田氏は「単なる予算の問題ではなく、日本における『アスリートへの敬意』の現れ」と主張。ここから先に後進を育てていく上でもサポート体制が変わっていくべきという持論を強く訴えた。
「子どもたちが心から憧れる世界を作るためには、メダルの有無を問わず、日の丸を背負った全てのオリンピアンを国や社会が『国家の財産』として尊ぶ文化が必要です。アスリートが真の英雄としてリスペクトされる社会へ。その地位向上のために、私も力を尽くしたいと思います」
自身も2006年のトリノ大会に出場した経験を持ち、選手の待遇を目の当たりにしてきた。だからこそ、成田氏の「本当にこのままでいいのでしょうか?」という問いかけの価値は意義があると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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