“アンチ”からの誹謗中傷に対して、敢然と反論したボン(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪のアルペンスキ…

“アンチ”からの誹謗中傷に対して、敢然と反論したボン(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪のアルペンスキー女子滑降で転倒し、左足脛骨を複雑骨折したリンゼイ・ボン(米国)が、現地時間2月21日までに自身のインスタグラムを更新。強行出場への誹謗中傷に対して、敢然と反論した。

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 イタリアで4度、米国に帰国後も1度手術を受けたボン。ダウンヒルの女王は、大会の約1週間前のW杯で左膝前十字靱帯断裂などの重傷を負っていた。それでも、悔いはない。

「無駄なんかじゃなかった…それどころか、すべてが価値のあることだった。夢でもない…今、こうして病院のベッドに座っていると、遠い出来事のように感じてしまうけれど。でも、私はやり遂げた。戻ってきた。そして勝った」

 2019年に現役引退を発表したボンは、24年に部分的な人工膝関節置換術を受けた後に復帰。現在41歳のレジェンドは「大半の人が不可能だと思っていた中、私は皆の前に立ち、成し遂げた。この思い出は永遠に私の宝物だし、その一つひとつに感謝している」などと記した。

 そんなボンは、強行出場に対して少なからず誹謗中傷を受けたという。「一つだけ心に突き刺さった言葉がある。私のことを『わがまま』だと言い、『オリンピックの出場枠を誰か他の人に譲るべきだ』と言われたことだ」と明かした。

 そして「自分の枠を勝ち取ることがどういう意味か分かっていない“アンチ”に向けて、私の今季の結果をおさらいしておきたい。そして何より、ポジティブな気持ちで自分を振り返るために」と書き込み、転倒時を除いた自身のW杯成績を列挙した。

 ・滑降種目別順位:1位
 ・スーパー大回転種目別順位:3位
 ・滑降で今季2勝
 ・今季の滑降は全戦表彰台圏内
 ・今季全レース中、8戦中7度表彰台圏内

「やってのけるまでは、不可能なんて存在しない。究極の目標には届かなかったかもしれない。でも、私はこれだけのことをやってのけた」と胸を張り、「信じてくれた皆、ありがとう!」と感謝した。悲劇には見舞われたが、五輪のスタート地点に立つ上では、誰にも有無を言わせない十分な実績があった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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