◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(21日、ミラノ・スピードスケート競技場) 男子マススタート決勝が行われ、初…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(21日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 男子マススタート決勝が行われ、初出場の蟻戸一永(もとなが、ウェルネット)は13位だった。予選2組8位で、同じ日本勢の佐々木翔夢(明大)とともに決勝に進出。マススタートは同じチームの選手が2人いると、レースのポジション取りなどの戦略を仕掛けやすいとされるが、蟻戸は後方集団に入り続け、そのチャンスもなかった。

 レースを終えると、「最後、メダルを取るという意味で、(力を)最後まで温存しようと思ったら、ずっと後ろにいてしまって、展開を読んで前の方に行けなかったので、本当に悔しかった」と振り返った。

 小学4年から中学までは野球もやり、ポジションはセンター。そして座右の銘は「一球入魂」。初出場の五輪を終え、「個人種目も頑張りたいと思ったし、マススタートも差は感じたけどチャンスは全然ある種目だと感じた。本当にチャンスというのは誰でもいつ来るかわからない。つかむための準備をこれからもしていかないとなと感じました」と、次での“入魂”の滑りを誓っていた。

 ◆蟻戸 一永(ありと・もとなが)2002年3月18日、北海道中標津町生まれ。23歳。6歳から競技を始める。中標津高―専大。19年シーズン、ジュニアW杯3000メートル優勝、20年ローザンヌユース五輪1500メートル、マススタート金メダル。23年ワールドユニバーシティーゲームズ団体追い抜き金メダル、1500メートルと5000メートルで銅メダル。175センチ。