【ミラノ(イタリア)21日=富張萌黄】スピードスケート女子でミラノ・コルティナ五輪で3個の銅メダルを獲得した高木美帆(…
【ミラノ(イタリア)21日=富張萌黄】スピードスケート女子でミラノ・コルティナ五輪で3個の銅メダルを獲得した高木美帆(TOKIOインカラミ)が6位だった1500メートルから一夜明けた21日、ミラノ市内で会見した。今大会を解説者として見守った姉の菜那さんについて「変わらずにいてくれる存在だった」と話した。22年に引退した姉とは、以前か同じ競技者ではなく姉として接してきた。「(姉が)現役引退したあとも、強い寂しさだったりは感じていなくて、家族はそばにいるという感じだった」と振り返った。
高木はもがきながら、今大会1500メートル金メダル獲得を目指し続けてきた。ただ2年間は、うまくいかず壁にぶつかることも多かった。そんな様子を見ていた菜那さんが「心配してるんだろうな」と感じる部分もあった。姉として、元競技者としてアドバイスをしたかった思いもあったはずだが、「私がそういうのを好きじゃないことを知っていたので、ずっと見守る側に徹してくれていた」と感謝を伝えた。
1500メートルのレース後は、SNSでは菜那さんのコメントを見た。「一番近くで自分の1500メートルにかける思いを見てくれた人。その人の言葉を聞いてうれしく思う反面、かなえることができなかったな」と周囲の人も願った金メダルには届かず複雑な感情だと話した。レース後は抱き合い涙を流した姉妹。22年北京五輪と立場は変わったが、同じゴールを見て来た2人の絆は変わらなかった。