「遠い将来のことを考えたくない」 ロッキーズのクリス・ブライアント内野手の現状が不透明となっている。米移籍情報サイト「ト…
「遠い将来のことを考えたくない」
ロッキーズのクリス・ブライアント内野手の現状が不透明となっている。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が2026年2月17日(日本時間18日)、「クリス・ブライアント最新情報」との見出しで記事を公開。本人の悲痛な胸の内を伝えている。
菅野智之投手の獲得に伴い、60日間の負傷者リスト(IL)に入ったブライアント。腰椎変性椎間板疾患による慢性的な腰痛に苦しんでおり、地元紙「デンバー・ガゼット」のケビン・ヘンリー記者の取材に対し「そうだね、つらいよ。毎日、痛みを抱えて目覚めるのは簡単なことじゃない」と厳しい現状を明かした。
同メディアは「軽い身体活動以上のことができず、野球の練習に進める段階には到底ない」と指摘。今年1月に34歳となった元MVPは、ジョギングでさえ「今は大きな問題になっている」と語り、春季キャンプでは医師と話し合いながら今後の方向性を見極めている段階だという。
ブライアントは2022年3月に7年1億8200万ドル(約282億3500万円)でロッキーズと契約。
当時の球団FA史上最高額だった。しかし、移籍後の4シーズンで打席数が200を超えたのは1度だけで、現時点で復帰の見通しは立っていない。
リハビリのために体を酷使し続ける価値があるかという問いに対し、「正直なところ、そこまで考えないようにしている」と吐露。「毎日この状況を経験していると、ただその日一日を乗り切ることに必死なんだ」と語った。
さらに「慢性的な痛みを抱えている人なら分かると思うが、遠い将来のことを考えたくないんだ。今日一日を乗り越えることで精一杯だから。だから、そこまで考えないようにしている」とネガティブワードが次々と並んだ。
「ブライアントの度重なる怪我はロッキーズファンにとって苛立たしいものであることは理解できる。ファンにとってこの重荷となっている契約は、チームをあまりにも頻繁に負のスパイラルへと向かわせた、かつての経営陣を象徴するものとして映っているのだ」
同サイトは厳しい言葉を伝える一方で、「人としての観点から見れば、慢性的かつ変性性の疾患によって誰かのキャリアがこれほど激しく狂わされていく様子を見るのは、不幸なことだ。この病状は現役を退いた後もブライアントの人生に長く影響を及ぼす可能性がある」。2016年のMVP男が、過酷な立場に置かれている現状に“同情”していた。(Full-Count編集部)