ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)で19日(現地時間)に行われる競技の結果や見どころをお届けします。■フィギュ…
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)で19日(現地時間)に行われる競技の結果や見どころをお届けします。
■フィギュアスケート
女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)2位からの巻き返しを狙った坂本花織が銀メダルを獲得した。SPで首位だった17歳の中井亜美は銅メダル。SP4位だった千葉百音(もね)は4位だった。優勝はSP3位から順位を上げたアリサ・リュウ(米)。
今季限りでの現役引退を表明している坂本のプログラムは「愛の賛歌」。冒頭のダブルアクセル(2回転半)をきっかけにスピードに乗る。
悔やまれるのは5本目のジャンプ。フリップ―トーループの連続3回転を予定していたが、3回転フリップの単独ジャンプとなってしまった。直前に好演技を見せてトップに立っていたアリサ・リュウ(米)を抜くことはできなかった。
合計224.90点。リュウとの差は1.89点。悲願の金メダルに、ほんのわずか届かなかった。それでも、2022年の北京五輪の銅メダルを超える結果。個人種目での2大会連続の表彰台は、日本フィギュア女子では史上初の快挙だった。
今季シニアデビューしたばかりの17歳、中井は最終24番滑走の大トリを務めた。SP首位で迎えたフリーでは「What a Wonderful World」を演じた。冒頭に3回転アクセルに成功。その後、連続ジャンプで回転が開くミスがあったが、五輪最終滑走の重圧をはね返すように、懸命に滑りきった。
演技後、氷上で右手人さし指を口元に当てて、首をかしげるポーズも披露した。フリーの得点は全体の9位にとどまり、キス・アンド・クライでは一瞬表情を曇らせたが、合計は219.16点。SPの「貯金」もあって銅メダルを獲得した。表彰台が決まったことを知ると、大粒の涙を流して喜んだ。
中井の17歳でのメダル獲得は、2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田真央の19歳を抜いて、日本女子フィギュア最年少記録でもある。
この夜、日本勢で最初となる21番滑走でリンクに登場した千葉が演じたのは、「ロミオとジュリエット」。同郷で憧れの羽生結弦さんが、初出場で金メダルに輝いた14年ソチ五輪のフリーで演じたものだ。
演技冒頭、フリップ―トーループの連続3回転は「軽微な回転不足」の判定で、出来栄え点(GOE)はマイナス評価。それでもここから立て直した。初出場の五輪で堂々の4位入賞だった。
■ノルディックスキー
男子複合団体スプリントがあり、日本(渡部暁斗、山本涼太)は6位だった。前半のジャンプで3位となり、首位と21秒差で後半の距離に臨んだが、順位を下げた。2006年トリノ五輪から6大会連続出場の渡部は今季限りでの引退を表明していて、これが五輪の「ラストレース」になった。
■カーリング
1次リーグ敗退が決まっている日本代表フォルティウスは中国とのリーグ最終戦に臨み、終盤に相手を突き放して9-6で勝った。通算2勝7敗で大会を終えた。