◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 女子フリー(19日、ミラノ・アイススケートアリーナ) ショートプログラム…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 女子フリー(19日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
ショートプログラム(SP)4位から出た千葉百音(木下グループ)はフリー143・88点、合計で自己ベストの217・88点で初の五輪を終えた。すべてのジャンプを着氷した。演技を終えると笑顔で何度もうなずき「五輪で演技できることに感謝して、自分らしい滑りができた。すごくうれしかった」とかみしめるように話した。
偉大な先輩と同じ舞台に立ち、メダリストとなった。仙台出身の千葉は、2014年ソチ、18年平昌五輪で2連覇の羽生結弦さんとかつて、同じリンクで練習。幼い頃は鬼ごっこをするなど、ともにスケートを楽しんだ記憶もある。今季、フリープログラムは羽生さんがソチ五輪で演じた「ロミオとジュリエット」。編曲こそ異なるが「羽生さんの最初の(五輪の)フリーと同じなのは、偶然といえど、感じるものがある。自分らしいジュリエットを演じたい」と、思いを込めていた。
昨季はGPファイナルで2位、そして世界選手権で3位と躍進。今季もGPシリーズで2連勝し、GPファイナルこそ5位つまずいたが、全日本で3位に食い込み初五輪切符をつかんでいた。3月には世界選手権(チェコ・プラハ)を控える。「世界選手権に向けてさらに強くなって戻ってくる。今日の演技は悪いところは無かったと思う。あとは、自分の中で、良かったなりにも反省はある。意識して練習していきたい」と言葉に力を込めた。
◆千葉 百音(ちば・もね)2005年5月1日、仙台市出身、20歳。宮城・東北高卒、早大2年。4歳からフィギュアスケートを始める。23~24年シーズンにシニア転向し、木下アカデミーに移籍して浜田美栄コーチに師事。全日本選手権は22年5位、23年2位、25年3位。24年は四大陸選手権優勝、GPファイナル2位。25年世界選手権で3位。五輪2連覇の羽生結弦さんは、アイスリンク仙台の先輩。当時は「結弦兄ちゃん」と慕う。155センチ。