フォルティウスの白星締めに感慨深げだった吉田知那美(C)産経新聞社 ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子1次リーグが現…

フォルティウスの白星締めに感慨深げだった吉田知那美(C)産経新聞社

 ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子1次リーグが現地時間2月19日に行われ、すでに敗退が決まっていた日本代表のフォルティウスは、中国に9-6で競り勝った。通算2勝7敗の8位で大会を終えた。

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 最後に意地を見せた。第3エンドにスキップ吉村紗也香がラストショットでダブルテークアウトに成功し、2点を奪取。第4エンドにも2点をスチールして、主導権を握ったかと思えたが、続く第5エンドに3失点。その後は、点を取り合い、1点リードの最終10エンドは不利な先行ながら、スチールして試合を決めた。

 息詰まる展開を制し、生中継した『TBS』のスタジオ解説を務めたロコ・ソラーレの吉田知那美にも笑顔が広がった。「本当にいい試合でした。選手たちが、試合始まる前に『これは私たちの決勝戦だ』と言っていた通り、そう思い込んでしまうくらいに、すごく良い試合でした」と感慨深げに振り返った。

「これがフォルティウスだぞと。これが日本代表フォルティウスなんだと。強さを全部、この試合にぶつけてきた。一人、二人ではなく、全員がMVPの試合でした」

 第10エンドは中国の一投がスルーとなり、決着が付いたが「それを引き出したのは、日本の選手たちパーフェクトなセットアップ」と指摘。「本当にいい試合を見させていただいて、ありがとうございました。勝って良かったです」と安堵の表情だった。

 18日にイギリスに敗れた試合後には「私たちの知っているフォルティウスはもっと強い」と訴えていた吉田知。代表権を激しく争ったライバルだからこその“ゲキ”が、最後に届いた形だ。

「ロコ・ソラーレが敗れた日本代表フォルティウスはこれだぞ、と。これがフォルティウスです。これを負けたら五輪を逃すという逆境を、ずっとずっと乗り越えて、この舞台にたどりついたフォルティウスだからこその勝利です」と言葉に力を込めていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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