日本ハム新庄剛志監督(54)が19日の中日との練習試合後、選手のケガ対策について、さまざまな観点から、語り倒した。地方球…

日本ハム新庄剛志監督(54)が19日の中日との練習試合後、選手のケガ対策について、さまざまな観点から、語り倒した。

地方球場の外野ラバーから、清宮幸太郎内野手(26)の故障、けが人が出た際のメンバーのやりくりについてまで、沖縄・名護キャンプ第4クール最終日に来て、新庄節爆発。一問一答は以下の通り。

-去年、この北谷のフェンスに中日の樋口選手がぶつかってケガをした。球場が改修されましたけれども、まずはこの球場に来られての印象は

「僕のイメージではラバーの高さが190センチぐらいの高さの方が良かったかな。どうしてもあれ、多分160センチぐらいで(その上に)網があって、ぶつかった時に顔や首がね、ちょっと痛めてしまうんで。でも、あんまり言えないからね。いや、ベスト、ベストだったかなと。うん」

-去年よりもだいぶ環境は改善されたというところで

「(自身でチェックして)だいぶやわらかかったです。はい」

-今日はその新しく改修された球場で、先発金村投手が開幕ローテーション入りをかけたピッチングになりました。ホームランこそ打たれましたけれども。新庄監督は、どのようにご覧になったでしょうか

「もうちょっとキレが欲しいかな。もっとキレの出せるピッチャーなので。まっすぐに切れが出てきたらフォークも生きてくるので。中継ぎに回った前かな、初めての中継ぎした時の金村君が素晴らしかったんで、そのイメージがものすごく強いです」

-中継ぎでは島本投手とか柳川投手とかも持ち味出していたと思うんですけれども

「まあまあこんなもんかっていう感じですけど」

-打線の方では、セカンド挑戦中の吉田選手がホームラン。その他の選手たちも結構バットでアピールあったと思いますけれど

「もう8人、9人ずっと調子がいいから大したもんだなと思って。もうライバル争いで、この打席が大事なんだっていう姿、集中力を持って結果を出してるから、こっちとしてはもううれしい限りだし、もういつ落ちてくんのかなっていう。落ちてくる待ち(笑い)ぐらい、みんな調子いい。で、調子が悪かった選手も徐々に徐々に上がってきたらもうもう、ですよ」

-去年もそうでしたけど、去年以上にさらに

「毎年もう人数増えてる。ああ、ほんとにね、悩ませる選手ばっかりで困りますよ」

-うれしい悩みの中だと思うんですが今日、戦術の面では、先日もありました監督“代行”

「山田監督? ランナーサードでエンドラン。ファーストゴロでも決まるんすね。意外と悪い打球でもなかったし、なんならショートゴロ、セカンドゴロで、どんなプレー、どれぐらいのタイミングでアウトになるのかなっていうのを見たいっちゃ見たいですね。2つ、五十幡君と田宮君でファーストゴロでセーフになるっていうのはわかったから。違うところ…簡単に言うけど、お前やってみろって言われると思うけど、しっかりそれも成功してくれるんで。あとはね(中日)樋口君の打球で、五十幡君がポテンヒット落ちたでしょ。8回か。あれをダイビングをして取れる選手になってほしい。詰まりそうだなっていう感覚があると思う。見えてるからね。センター。1歩目がもうこのあたりで、スタートを前に切って、ダイビングで取ったら、あの2点はなかったっていう選手までいけるね、レベルの高い守備をしてもらいたいなと思いますけど」

-一方でですね、今日、清宮幸選手、一度球場には来られたんですけれども、試合には姿がなかった

「もうケガしたら、もう置いていくから、そんな話題にもしなくて大丈夫です。はい。もう(戦力は)いっぱいいるんで。早く帰って来てとは思うけどね(笑い)。今の時期やめてって。ケガね。みんなよ。もちろん。でも、トレーニングしないといけないしね。これは難しいとこだ。でも、今の時期、もうマックスを求めなくてもいいんじゃないかな。まあ、それは選手の考え方次第。今の僕じゃダメなんで、2年後の僕を目指してるからこれをやるんですっていうのであれば、いいんですけど、それ、聞いてみないとわからない」

-それほど時間はかからないっていう感じでしょうか

「今日電話しといて(笑い)ちょっとこれはわからん」

-もうキャンプも終盤に入って、第4クールが終わって、あともう1クールということになりましたけれども、ここまでの仕上がり具合っていうのは

「完璧でしょ。完璧。雨も降らないしね。雨も天候も味方になってくれてるし。あの(雨をしのぐ)シートをはがす方たちが大変ですけどね、ああいう協力もあって。(環境を)作ってもらってうれしいなと思います。(北谷の球場に)今日スピードガン出てた?」

-今日出てないです

「あら、ないならないでね(笑い)」

-初回のカストロが、センター前に抜けそうな打球をいいポジショニングで取った。あれって自分での判断なんですか

「自分で自分で。なんか飛んできそうと思ったんでしょうね。前もありましたもんね。センター前を。感覚というのはあるんじゃないですか。(打撃で)パーンってやつみたいですね。内野のこう、ゴロでも外野のアウトになってもきれいにバチーンっとね当たりが出てきたら、ちょっと面白いかなと思います」

-今日、山田“監督代行”はいかがでしたか

「山田監督、谷内ヘッド。全く似合わない林ヘッドのサードコーチ。肩をこうくって伸ばさないとね」

-谷内“ヘッドコーチ”がサインを

「ベンチ入ってないからちょっとわかんないけど、(サインを)簡単にしてんじゃないですか」

-エンドランは、一塁のサノーが前進守備しててもエンドランが成功するっていうことは、もう相当その意識が高くなりつつあるっていう風に判断していいんですか

「(一塁の)サノー君、(三塁走者が)走ってくると思わないでしょう。生まれて初めて(ぐらい速く見える)のサードランナー見てるから。本当はホームに投げたい。でももう(本塁を)走り抜けている。どんだけ足速いのかなって思ったと思うよ。スタート切ったの多分わかってないと思う。この点の取り方はね、すごくいいですよね。(6回の)郡司君の犠牲フライも一、三塁でなんかしてくれるのかなと思ったから。しっかり犠牲フライ打てそうなバッターにはサイン出さず。追い込まれたらね、ああいう点の取り方っていうのはいいんじゃないかと思いますけど、あのカウント(3-1)でしたのは、おお、と思いますけど」

-山県選手は2安打

「調子いいね。ロングティーで右足に体重乗せて、体重移動で何げなくこう打ってるように見えたから。投げるときどうするって(話しかけて)。守備うまいでしょ。捕って、ファースト投げる時にこう1回必ず間があるやろって。パって投げるでしょ。それと一緒や。バッティングも右足乗せて打ちにいくときに、投げるこの体勢の間、っていうのを一瞬でいいから、こっちが見ててわからないぐらいでもいいから間を持って打ちにいけと。ロングティーも、投げるのと一緒のような感覚でやってほしいっていうことは言って。それが今日の経験はつながったかどうかはちょっとわからないけど、見た感じでは見極めて、1回ピッチャー投げる…ためたところにこう受けがある。で、捉えて一発で仕留めたバッティングじゃないかなっていう風には見えました。あれが、体重移動で打ってたら、ファウルになってたと思う。真っすぐ打つのはけっこう得意で、あのまっすぐの打ち方で受けて間があって変化球も。カーブは結構うまい。スライダーがちょっと得意じゃない。1回その間を作っていったら、感覚というのは結構つかむの早いと思う。いい打球打ってますよ」

-力強さは去年よりも

「最初がなさすぎたから(笑い)あるように見える。まったくやったからね最初。振れって。全く使いたくなくなるって言った覚えはある。そっからもうめちゃくちゃ振るようになって。インパクトで全部力が出る振り方と思いっきりトップから振る打ち方は違うんで。何日か前に、ただ思いっきり振ってるようにしか見えないってことを説明しました。外野から見て。あれじゃ飛ばないよと。インパクトにいかに力入れられるかというのを自分で考えなさいと、とは言いました」

-今日、吉田選手が一塁守備から捕手に

「キャッチャーね。何かあった時のための吉田君。で、何点でも取りたい時の吉田君っていうのが頭にあって、急きょ山田コーチに言ってやらせましたけど。野村君と競争させて、キャッチャー吉田君と、野村君のセカンドで1番から9番まで、すべて長打があるというのも面白いかなと」

-吉田選手のどこでも守れる柔軟性みたいなのには期待されている

「もちろん。器用ですもんね。でも意外と簡単なのをミスしてしまう選手でもあるから、しっかりセカンドの前だけしっかりとる。投げる。で、完了させてくれたらいいかなと。きれいに形をこう、セカンドっぽくはならなくても別にいいです。正面だけでも、バックハンドが得意だったらそっちに持ってってもいいし、アウトにしてくれたら、あとは経験積ませたらどうかと。あれだけのバッティング見せられたらね」

-上川畑君の三塁とか清水優君の一塁も危機管理じゃないですけど、もちろんそういう意味合いも含めて

「郡司君がもしケガしました。誰かをスタメンで使う。で、その後守備固め。上川畑君は守備うまいので。まあ7手先ぐらいまで考えてやっとかないと。ああ大丈夫って思うでしょう。守らせといて。大丈夫かって。まあ飛んできても多くて(同じポジションへの打球は)4つでしょ。1試合で20本ぐらい飛んできたら(笑い)…来ないし。オレがセンター守ってたとき、1球ぐらいしか飛んでこないとき何回もありましたから。面白くないって思いながら。1球1球に集中してたからね。27個全部俺が取るつもりで守ってたからね。でも、守備に不安がある選手は飛んでこなかった方が、ほっとするでしょ。打つだけの選手は。まあピッチャーによって変わるから。このピッチャーの時はもちろんね、うまい内野がいいし、とかね」