22年に79歳で死去した元プロレスラーのアントニオ猪木さんのライセンス運営管理を行う猪木元気工場(IGF)が19日、都…

 22年に79歳で死去した元プロレスラーのアントニオ猪木さんのライセンス運営管理を行う猪木元気工場(IGF)が19日、都内で会見し、人間型ロボットとして猪木さんを復活させる「アンドロイド猪木」プロジェクトを発表した。1年後、猪木さんの誕生日である27年2月20日に完成を目指す。IGF社長で実弟の猪木啓介氏(78)は「いつまでもアントニオ猪木というプロレスラーの存在価値を継承したい」と期待を込めた。

 この日は手始めに、AIによって“復活”した猪木さんの音声動画が披露された。「元気ですかー?元気があればアンドロイド猪木もできます。高市総理、(衆院選での)驚きの300議席超え、スポーツ平和党が(現代に)あればわからなかったな。ハッハッハ」と冗談も交えて話し、「1、2、3、ダーーッ!」と右腕を突き上げた。

 プロジェクトに携わるアンドロイド研究第一人者、石黒浩氏(62)は「AIとアンドロイドが一緒になり、人間らしい存在として世に出る最初の一歩になれば」と説明。過去に桂米朝、渋沢栄一らの再現ロボットを手がけているが「(猪木さんは)たくさんデータがあるのでやりやすい。プロレスをできるか?可能性としてはあるかな」とうなずいた。

 猪木さんと親交が深い湯川剛氏は「100年先にもアントニオ猪木を知らせたい。『元気があれば何でもできる』と、世界中の人に見てもらいたい」と熱を込めた。