「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座) 春季キャンプも終盤。21日から始まるオープン戦を前に、新外国人のキャム・ディベ…

 「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)

 春季キャンプも終盤。21日から始まるオープン戦を前に、新外国人のキャム・ディベイニーが加わり、4選手で激しく争う阪神正遊撃手の座をデイリースポーツ評論家の岡義朗氏がチェック。中野拓夢内野手の「精力的な練習姿勢」に目を見張った。

  ◇  ◇

 新外国人のディベイニーに木浪、小幡、熊谷の4人がショートの定位置を争っている中、二遊間でコンビを組む中野の前向きで、精力的な練習姿勢が目についた。

 内野ノックを見ていたが、ディベイニーは二塁ベースカバーに入った中野への短い距離でのスローイングで腕を上げて、上から投げる場面があった。二遊間で距離が近いスローイングは肘をたたんで横から出すスナップスローが一般的なので、どうしてもベースカバーに入るタイミングも変わってくる。ディベイニーの特徴、癖を早く把握しようと、中野はコミュニケーションを取りながら、細部にこだわって自分の動きを調整していた。

 二遊間を守る選手には、「あうんの呼吸」が必要になる。

 特に併殺プレーではコンマ何秒の差がアウト、セーフを分けるので、タイミングのズレは命取りになる。ショートを争う4人それぞれと呼吸を合わせるために、微調整を繰り返す中野の姿が印象的だったし、内野陣を引っ張るリーダーとしての自覚、覚悟が伝わってきた。