◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(19日、ミラノ・スピードスケート競技場) 男子1500メートルで、野々村太…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(19日、ミラノ・スピードスケート競技場)
男子1500メートルで、野々村太陽(博慈会)は1分46秒18で18位だった。憧れのウィリアムソン師円コーチに師事する日本中距離ホープ。メダルには届かなかったが、大舞台で雄姿を見せた。レースを終え、「オリンピック期間含めて、やり切ったな、というのが率直な感想です」と振り返った。
3歳から競技を始めた。専大を卒業後の24年に高木美帆が発足した「チーム・ゴールド」に加わった。小学6年時には14年ソチ五輪にウィリアムソン・コーチが出ている姿を見て、憧れた野々村。現在はコーチと選手の関係となり「とても心強い、夢だったオリンピックという舞台で、一緒に戦えることが心強いし、幸せ」と話していた。
「チーム・ゴールド」は今季限りでの解散が決定している。「美帆さんや(佐藤)綾乃さんがオリンピックという舞台に向けて取り組んできた姿を見ている。それに自分もついてきたので、チームの集大成がここでみんないい結果で終われたら幸せだな」と今大会への思いを語った。“姉弟子”の高木は初戦となる女子1000メートルで銅メダル獲得。後に続きたいところだったが、1000メートルではかなわなかった。
ウィリアムソン・コーチは選手に寄り添い、気軽に相談ができる存在だという。技術面でのすりあわせもでき、「一番プラスになった」と五輪代表につながる要因だったという。「自分がベストなスケーティングをして、結果を残すことが恩返し」と話していた24歳。悲願はかなわなかったが、チームに感謝を伝える滑りを見せた。
◆野々村 太陽(ののむら・たいよう)2001年7月1日、北海道別海町出身。24歳。3歳から競技を始める。白樺学園高―専大。24年1月、四大陸選手権1000メートルで1分6分68をマークし日本記録樹立。2位に入りシニア国際大会初表彰台。24年11月、四大陸選手権1500メートル3位。趣味はサウナ。