◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 初日(19日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72)…

タイで畑岡奈紗が首位スタート!

◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 初日(19日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72)

1番(パー5)で1mのチャンスを生かしバーディ発進した畑岡奈紗に、2番で手痛いミスが出た。番手間の残り距離で、PWで抑えて打った2打目がグリーンの右にこぼれ3オン2パットのボギー。嫌な雰囲気が漂う後退を、すぐに冷静に分析した。

傾斜地が多く、フェアウェイの芝目も強いサイアムCCでは、球を打つ瞬間の力加減が重要。畑岡は「ビトゥイーンの距離で大きいほうの番手で打つときに、インパクトの手前で少し緩むところがある。コントロールショットで、自分の振り幅でちゃんと加速させていくのが今の課題」という自分との約束を思い出し、その後バーディを量産した。

ミスも冷静にすぐに分析

7番(パー5)で3打目をやはりピンそば1mに絡め、後半10番(パー5)では2オンからきっちり2パット。「最近、パー5でボギーを打つ呪いにかかっていた」と苦笑いするように開幕戦の「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」では第2ラウンド、第3(最終)ラウンドのパー5でボギーを喫していた。それがこの日は4ホールで3バーディ。“悪魔払い”にも成功した。

8バーディ、1ボギーの「65」は5m前後のパットが次々と決まった結果でもある。むしろ、「グリーン上、ショートパットを一番考えてしまった。短いチャンスを外しちゃったところもあった」と思うくらい。「2番(2打目)のミスが『これだな』と分かったので、切り替えがすぐにできた」と中盤以降のチャージに自信が持てる。

ミドルパットがよく入った

首位スタートは開幕戦に続いて今季2回目。前週の欧州女子ツアー「PIFサウジレディース・インターナショナル」は初日13位で滑り出し、6位で終えた。通算7勝のうち、アジアで勝ったのは日本開催の「TOTOジャパンクラシック」(2勝)だけ。「去年の優勝スコア(エンジェル・イン)が28アンダーでしたっけ? 30を目指していかないと勝てないかなと思っちゃう」と、この日の7アンダーでもまだ満足しきれない。(タイ・チョンブリ/桂川洋一)