<練習試合:中日4-8日本ハム>◇19日◇北谷日本ハム吉田賢吾捕手(25)が19日、中日との練習試合(北谷)に“今季1号…
<練習試合:中日4-8日本ハム>◇19日◇北谷
日本ハム吉田賢吾捕手(25)が19日、中日との練習試合(北谷)に“今季1号”で、開幕スタメン入りをアピールした。
今キャンプでは二塁の新ポジションに挑戦中だが、この日は清宮幸太郎内野手(26)が上半身の違和感で欠場したこともあり、一塁でスタメン出場。6回2死一塁では左越えに今季実戦初本塁打となる2ランをかっ飛ばした。8回からは本職の捕手でもプレー。武器の打撃を生かす複数ポジションへの適性も示した。
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吉田が“かゆいところに手が届く男”っぷりを、いかんなく発揮した。3点リードの6回2死一塁、カウント1-3から、中日仲地の内角高めのストレートを捉え「球種はあまり絞ってはいなかったのですが、反応で。前の壁は崩さず、いいバットの走りでできた」と振り返った。
今キャンプでは出場機会を増やすため二塁に挑戦しているが、この日は清宮幸が欠場したこともあり、一塁での先発出場。「こういうときにアピールするのは大事。空いたところでどんどんアピールしていかないといけない立場。今日の出場は運もあった。いい出場になった」。昨季、チームで主砲レイエスに次ぐ打率、打点2位の選手会長がいない間に、しっかり“下克上”への布石を打った。
8回からは本職の捕手で出場。この日、新庄監督は山田バッテリーコーチに采配を託していたが「急きょ山田コーチに言って(捕手を)やらせました」。狙いは、より破壊力ある打線の構築だ。指揮官は「吉田君キャッチャーの野村君セカンド。1番から9番まで、すべて長打があるというのも面白い」。二塁に挑戦させ競争させている吉田と野村の併用を可能にするプランへの準備も、開始した。
吉田は昨季、現役ドラフトで加入して2年目。「昨年は結果を出そうとしすぎて空回りしてしまった。結果は大事ですけど、今は自分のやることを明確にして、1打席1打席実行しているのが、いい結果につながっている」。根気強く与えられたポジションで存在感を示し、チャンスをつかみ取る。【永野高輔】