フィギュアスケート男子でミラノ・コルティナ五輪8位に沈んだイリア・マリニン(米国)が日本時間19日、米CBSテレビのイ…

 フィギュアスケート男子でミラノ・コルティナ五輪8位に沈んだイリア・マリニン(米国)が日本時間19日、米CBSテレビのインタビューに応じ、現在の心境を語った。

 “4回転の神”と呼ばれ金メダル候補大本命だったマリニンは、ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーで、代名詞の4回転アクセルが2回転になるミスから崩れ始め、2度の転倒もあり8位に終わった。21歳にして重圧に苦しめられたマリニンは「全ての出来事には意味がある。勝つよりも失敗からの方が学ぶことは多い」と心の内を明かした。

 初めての五輪で団体ではSP、フリー両方を滑り、米国の金メダルに貢献。休養はあったとはいえ、高難度のプログラムを4回演じた負担は想像に難くない。失敗にフォーカスされがちだが「体力的にも、精神的にも、感情的にも、とてもつらかった」と吐露。「この競技には様々な要素が絡んでいるのに、見ている人たちは何が起きているのか、あまり理解していないように思える」と理解を求めた。

 フリーの1日は「人生で最悪の日」としつつ「いい日も悪い日もある」と考えている。「起こること全てに意味がある」がモットーの1つだといい、ショックを受け止め前に進もうとしている。来月の世界選手権(プラハ)には出場する意向を表明。「金メダリストとして知られるよりも、『4回転の神』として知られる方がいい」とし、今後もジャンプの難易度を上げる挑戦を続けることを誓った。