今大会は第2先発としての期待がかかる右腕 宮崎で行われている侍ジャパンの合宿2日目、投手数人がひとりの投球にくぎ付けだっ…
今大会は第2先発としての期待がかかる右腕
宮崎で行われている侍ジャパンの合宿2日目、投手数人がひとりの投球にくぎ付けだった。トラックマンが設置されているサンマリンスタジアムのブルペン。種市篤暉投手(ロッテ)のボールに他球団のエースたちも唸っていた。
ブルペンでは投手の横と、背後にタブレットが置かれており、直前に投げたボールの球速、回転数、回転軸などが瞬時に表示されるようになっている。15日に種市がブルペン入りすると、宮城大弥投手、高橋宏斗投手、隅田知一郎投手、松本裕樹投手が後ろに集まり、種市が投げるたびに全員でタブレットをのぞき込んでいた。
宮城は「フォークボールがすごいって聞いて。数値を見ていました」と驚きの表情。高橋は「球の数値を見たんですけど、本当にすごい。真っすぐとフォークのコンビネーションは打てない。回転数もそうですけど、回転軸とか変化量もすごい」と目を丸くした。
直球とフォークボールを武器に毎年高い奪三振率を記録する種市は、今回のブルペンでは直球は150キロを早くも計測。フォークボールも速く、ツーシーム気味に変化するボールや、大きく下に落とすなど様々な曲がり方だった。井端弘和監督も「一定の落ちじゃなくていろんな落ち方をしているので、すごくいい球だった」と絶賛した。
種市本人は、「(変化の方向は)今はいろいろ試していて、ある程度一定にはしたいと思っている」と調整中であることを強調。「僕の特徴はやっぱり真っ直ぐ、フォークになってくるので、真っ直ぐも速かったですし、フォークもある程度スピードが出た中で、落とせていたので。まあそこでみんな興味持っていただいて……」と控えめに語る。
侍ジャパンの選手にはiPadが支給され、他国の選手の映像を好きな時に見ることが出来る。「時間があるときは絶対見るようにしています。ダルビッシュさんからも『時間があるときは目を通した方がいい』と」。ついにあがる国際大会の舞台。魔球で世界を驚かせる準備はできている。(Full-Count編集部)