ドイツ2部マクデブルクは17日、元日本代表FWオナイウ阿道の退団を発表した。30歳のストライカーは日本に帰国する予定で、…
ドイツ2部マクデブルクは17日、元日本代表FWオナイウ阿道の退団を発表した。30歳のストライカーは日本に帰国する予定で、複数のJクラブが獲得に関心を示していると報じられている。実現すれば2021年7月に横浜F・マリノスを退団して以来、約4年半ぶりのJリーグ復帰となる。
定位置つかめず半年で退団
オナイウは2025年9月にフランス1部オセールからマクデブルクへ完全移籍。しかし新天地では出場機会に恵まれなかった。今季のドイツ2部では4試合の出場にとどまった。ゴールは奪えず。
最後にトップチームのベンチ入りしたのは昨年11月まで遡る。直近では4部相当のセカンドチームでプレーしていた。複数回の監督交代を経ても、序列は上がらなかった。
マクデブルクのスポーツディレクター、オトマー・ショルク氏は退団発表で言及している。「残念ながら、阿道は我々のチームで長期的な地位を築くことができなかった」。そして日本復帰について触れた。「母国である日本に復帰する機会を得たことで、彼には新たな展望が開けました」
フランスで証明した得点力
フランスでは対照的に実績を残した。2021年7月、トゥールーズへ完全移籍で海外初挑戦となった。移籍後4試合連続ゴールを記録するなど、初年度は38試合10得点とまずまずの成績を収めた。
2023年8月にはフランス2部オセールへ移籍。ここで才能が開花する。2度のハットトリックを含むチーム最多の15得点を挙げ、クラブの1年での1部復帰に貢献した。昇格後の2024-25シーズンも31試合4得点を記録。海外4年間で着実にキャリアを積み重ねてきた。
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J1で26得点の実績
得点力で名を馳せたのがJリーグ時代だ。2014年に千葉でプロキャリアをスタートさせると、浦和、山口、大分、横浜FMを経験。特に2018年のレノファ山口ではJ2得点ランキング2位の22得点を記録し、飛躍のシーズンとなった。
2019年には大分で10得点、2021年には横浜FMで12得点をマーク。J1リーグ通算76試合26得点、J2リーグ通算104試合32得点という成績を残している。2019年と2021年にはJリーグで2桁得点を達成した。
日本代表としても2019年に初招集され、2021年6月のキルギス戦では1試合3得点のハットトリックを記録するなど高い決定力を見せた。
海外経験を積んだ30歳のストライカーが、再びJリーグのピッチに立つ日は近い。新天地での挑戦が始まる。オナイウの第二章に注目だ。