「練習試合、広島10-1楽天」(17日、コザしんきんスタジアム) 開幕ローテ入りへ猛アピールだ。広島・玉村昇悟投手(2…
「練習試合、広島10-1楽天」(17日、コザしんきんスタジアム)
開幕ローテ入りへ猛アピールだ。広島・玉村昇悟投手(24)が楽天戦で3回1安打無失点と好投した。石井投手コーチから指導を受けた新スライダーの手応えは十分。「石原さんにも『良い』と言ってもらえた。良かったと思います」と汗をぬぐった。
四回から出番が来た。先頭・黒川への初球。習得中の一球で見逃しのストライクを奪い、3球目には決め球として投じた。大きく描いた弧に、バットは空を切る。狙い通りだった。
この日、投じた28球中、5、6球が新スライダー。「しっかり曲がってくれる。安心して投げられる」。ドジャース・大谷が得意球にしていることでも有名なスイーパーに近い変化をする。14日のブルペンで握りなどを伝授された。大きく横に変化する球種を自在に操れるようになれば、投球の幅はぐっと広がる。
1安打こそ許したが、四球はなし。ボール先行で苦しむ場面はなかった。「丁寧に丁寧に、低めを突いて、出し入れしながら良い投球だった」と新井監督。速いテンポで攻撃のリズムをつくったマウンドさばきは、長い回を投げ抜くためには欠かせない要素だろう。
右打者に対しての内角直球が、次回登板へのテーマになる。左腕は「もう一つ、投げ切ることができたら、また幅が広がる」と前を向いた。開幕ローテ争いを勝ち抜くため、強く腕を振り抜く。