予選を堂々と突破し、決勝へと向かおうとしていたチョフェニヒ(C)Getty Images 現地時間2月15日に行われたミ…

予選を堂々と突破し、決勝へと向かおうとしていたチョフェニヒ(C)Getty Images

 現地時間2月15日に行われたミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルでは、日本の二階堂蓮が合計295点で銀メダルを獲得。初出場となった24歳の躍動に列島も沸いた。

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 メダルを懸け、ジャンパーたちが凌ぎを削る中で、珍事も起きていた。英紙『Mirror』をはじめとする複数の欧州メディアは、決勝に進出しながら「靴が大きすぎる」という理由で失格となったオーストリアのダニエル・チョフェニヒの悲痛な叫びを伝えている。

 まさかの転落だった。137.7点で予選を悠々と突破していたチョフェニヒは、決勝に向けても全体8位という表彰台も狙える好位置にいた。しかし、開始直前に使用していたシューズが、規定サイズを4ミリもオーバーしていたことが発覚。初歩的なミスによってメダル獲得の夢は潰えたのである。

 わずか4ミリ、されど4ミリ――。厳正なチェックに泣いたチョフェニヒは、母国の放送局『ORF』で「驚いている。トレーニングからあの新しいシューズを履いていたんだけど、正直なところしっくりきてなかったんだ。それでも『そのうち慣れる』と思ってめげずに履いていたんだ」と吐露。オリンピックという大舞台でチェックを怠った己の失態を断じた。

「手応えはあったんだ。予選で何かを見つけて、それがかなり良かったんだ。でも、僕は世間知らずだった。シューズのサイズを自分でチェックしていなかったんだ。ルールはルールだから従うけど、僕は間抜けだよ。なんというかストレスが溜まりすぎていたんだと思う。本当にバカだよ…」

 この異例の展開は、大きな驚きを呼んだ。『Mirror』は「メダル獲得の有力候補だった男は、奇妙なルール違反で突然失格を命じられた」とリポート。さらにドイツ紙『Bild』も「チェック体制がこれまで以上に厳正となる中でこれは悲しい結末だ。彼自身の言葉を借りれば、『あまりにバカだった』」とチョフェニヒを非難した。

 数多の競争を勝ち抜いてきたトップアスリートだからこそ、初歩的な確認は徹底すべきだった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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