今年も夢の対談が実現!阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(68)と、日本ハム・新庄剛志監督(54)が2年連続で沖縄県の…
今年も夢の対談が実現!阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(68)と、日本ハム・新庄剛志監督(54)が2年連続で沖縄県のエナジックスタジアム名護でぶっちゃけトークを展開した。来訪を歓迎した新庄監督が、昨季の2位から16年以来の優勝を目指すシーズンを前に、監督として日本一と2度のリーグ優勝経験を持つ阪神の大先輩を質問攻めにした。球界屈指のカリスマ性を持つ2人による貴重な掛け合いをお楽しみください。
◇ ◇
日本ハム・新庄監督(以下、新庄)「お久しぶりです!お元気でした?体調良さそうですね!」
阪神・岡田オーナー付顧問(以下、岡田)「しゃべるのは大丈夫よ」
-日本ハムは昨季2位。ソフトバンクに逆転優勝を許したが、手応えもつかんだのでは。
新庄「うん、強くなりましたね。僕は育成の方は多分、得意なんですよ。でも、優勝させられる監督ではないかなと。そのへんの野球脳が足りないかなっていうところで、それは岡田さんに今日、聞こうと思ってます!強くなりました!さあ、こっからどうやって戦ったらいいのかっていうのを聞いてみたいです」
-岡田顧問は25年も「優勝できる」と話していた。今年の期待度は。
岡田「去年のソフトバンクは、あのスタートの悪さ(※1)から優勝したから相当、自信ついとると思うで。だから、(日本ハムは)スタートダッシュが良かっても、侮らんことやな」
新庄「そうですね」
岡田「ソフトバンクはやっぱりね、80から85勝ぐらいできる、そういう勝ち方を知っとるわ」
新庄「勝ち方ねえ…」
岡田「去年は83勝?」
新庄「83勝です」
岡田「俺も80勝して2回優勝してないからな(※2)」
新庄「あ、そうなんですか!つらいのよ、これ。本当に…。今年は96勝が目標なんです!」
岡田「そら、(今年も)勝てるよ。でも、やっぱり1位になる。それは絶対目指さなあかんわ」
新庄「ですね。もうそれしか考えてないんで」
岡田「昔(暗黒時代)の阪神みたいに今年はAクラス狙いますとかな、そうじゃあかんねん」
新庄「ハッハッハ」
岡田「今はクライマックス(シリーズ)もあるけど、やっぱりリーグ戦で勝ちにいかなあかんわ。絶対にそう」
新庄「そうですね!」
-25年に優勝に足りないと感じたものとは。
新庄「去年まではもうちょっと育成というか、競争させたいなっていうことは考えてました。でも今年は勝つことだけを考えてやろうかなと」
(対談した部屋から見えるグラウンドではケース打撃が行われていた)
岡田「ちょっとあれやな、縛らなあかんなあ。だから、こういう練習した方がええわ」
-新庄監督は今春キャンプで自己犠牲を徹底。
岡田「だから、やっぱりチームとして機能せんと勝てんよ、絶対。選手の能力があるから優勝できるなんてない。どないしたら点を取れるかっていうね。きっちり役割分担をさせたら勝てる」
新庄「ですよね。だから、今年から1死三塁でショートとセカンドが後ろ(の守備位置)だったら、サインで『ショートゴロ、セカンドゴロを打ちなさい』っていうサインはつくります。今までは選手任せで『これ内野ゴロで1点取れるやん』というところでフライが多かったんですよ。じゃあ、もう(サインを)出そうと。今年から1点を取りにいこう、と」
岡田「ピッチャーはええもんな。有原(の加入)は大きいよな」
新庄「大きい!180イニングを超してくれるんですから。でも、入ったから優勝できる可能性が高いというわけでもないですからね、こればっかりは」
(続けて)
「(ソフトバンクの)小久保監督が言ってたんですけど、なんせ日本ハムに対して、いいピッチャーを持っていくっていうローテを組んでたんで。今度は逆ですよね。うちがソフトバンクに対していいピッチャーを当てていくような試合を…」
岡田「しかし、ソフトバンクはそんな強ないで」
新庄「そうなんですよ!」
(一同、爆笑)
岡田「俺、ずっと日本ハムが優勝するって言うてたやん」
新庄「僕が悪い。僕が頭悪いだけなんですけど…」
(また一同、爆笑)
※1…25年のソフトバンクは開幕3連敗スタート。3、4月は4度の3連敗を喫するなど月間9勝15敗。しかし、7月29日に92試合目にして日本ハムを抜いて首位に浮上し、逆転優勝を果たす。
※2…岡田顧問は阪神監督だった06年に84勝で2位、08年も82勝しながら2位。06年は中日、08年は巨人が優勝した。