国内外のラリーで活躍し、記録にも記憶にも残る名車たちを1冊まるごと掘り下げるムック本『RALLY CARS』。毎年2冊を…

国内外のラリーで活躍し、記録にも記憶にも残る名車たちを1冊まるごと掘り下げるムック本『RALLY CARS』。毎年2冊を発刊していますが、このたび、2026年に取り上げる2車種が決定しました。

1台目はスバル・ヴィヴィオ。



©SUBARU

1992年にスバル(当時の富士重工業)から発売された軽自動車、ヴィヴィオ。 コンパクトで大人しい外見とは裏腹に、ビスカスカップリングを用いたフルタイム4WDを搭載したグレードをラインナップするなど、悪路に強いスバルらしいワイルドな一面を持つ一台です。



©SUBARU

そんなヴィヴィオは、1993年にSMSG(スバル・モータースポーツグループ)によって世界一過酷と言われたサファリラリーに挑戦。若き日のコリン・マクレーや地元の英雄パトリック・ジルらがステアリングを握り、他チームも含めて合計4台のヴィヴィオが参戦しました。

なかでもマクレーは、一時は格上のトヨタ・セリカGT-FOURをも凌ぐ総合4番手を快走。最終的にリタイアを喫したものの、ジルの駆る7号車が総合12位で見事完走を果たし、ヴィヴィオの持つポテンシャルを世界に知らしめました。



©SUBARU

唯一無二の軽ラリーカーをさらに深掘りした『RALLY CARS Vol.39 SUBARU VIVIO』は、4月27日(月)発売予定です。

2台目はシトロエン・クサラ・キットカー。



©Citroën Racing

クサラ・キットカーは、シトロエンが小型ファミリーカーのクサラをベースに、二輪駆動+自然吸気エンジンで争われるF2キットカー規定に合わせて開発したラリーカーです。

1998年にフランスやスペインの国内選手権でデビューを果たすと、同年にWRCのターマックイベントにスポット参戦を開始。翌99年には、名手フィリップ・ブガルスキーの手により、第5戦カタルーニャと第6戦コルシカで連勝を飾りました。



©Citroën Racing

これは、F2キットカーが四輪駆動+2リッターターボエンジンを搭載する格上のWRカーを打ち破った史上初の快挙であり、シトロエンにとっても記念すべきWRC初優勝となりました。

地域選手権でもクサラ・キットカーの強さは圧倒的で、ブガルスキーがフランス選手権を、ヘサス・ピュラスがスペイン選手権をそれぞれ2連覇する活躍を見せました。

その後はF2キットカーに対する最低重量の引き上げや、シトロエンがWRカー開発へと移行したことで苦戦を強いられますが、クサラ・キットカーでの経験はクサラT4、そしてクサラWRCへと受け継がれ、のちの黄金時代を支える重要な礎となりました。



©Citroën Racing

そんなクサラ・キットカーをさらに深掘りした『RALLY CARS Vol.40 CITROËN XSARA KIT CAR』は、8月12日(水)発売予定です。

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