【WRC 世界ラリー選手権】第2戦 ラリー・スウェーデン【映像】乾坤一擲の30m超大ジャンプ「実際の様子」 2月15日、…
【WRC 世界ラリー選手権】第2戦 ラリー・スウェーデン
2月15日、WRC(世界ラリー選手権)第2戦ラリー・スウェーデンの競技最終日が行われ、トヨタが1位から3位まで表彰台を独占。日本人ドライバーの勝田貴元(32)は、2年連続となる総合2位を獲得した。
最終日デイ4は朝から晴天に恵まれたが、路面の雪は溶け始めており、下の泥が見えている部分もある。ラリーマシンが走れば走るほど雪はかき出され、削られてしまうことから、出走順が後になるほど不利な状況になると予想された。
デイ3終了時点で、首位エルフィン・エバンスと2位勝田の差は13秒3。最終日で逆転を図るべく、勝田は朝から激しいプッシュを続けていた。そして迎えた最終SS18パワーステージ、ヒョンデのティエリー・ヌービルが暫定ベストタイムを叩き出すと、後発で路面コンディションが悪くなっていくなか、勝田は奮闘を見せる。
ステージ終盤のジャンプスポットでは、暴れるマシンを細かいステアリングさばきで押さえつけながら、乾坤一擲の大ジャンプ。低い軌道で飛んだGRヤリスは30mをゆうに超えていった。ここでヌービルとのタイム差を「0.0」とすると、その後のもうひとつのジャンプスポットでは車体が斜めに傾きつつ無事に着地させ、マシンを横滑りさせながら最終コーナーをクリア。ヌービルのトップタイムから0秒4遅れでのフィニッシュとなった。
視聴者から「JAPAN AIRLINES!!!」「悔し涙」「よくやった」「同タイム」「伸びたー」「速いぞ!」「期待あがるー」などと、勝田を応援する数多くのコメントが寄せられた。
結果、エバンスが優勝となり、残念ながら1992年の篠塚建次郎氏以来34年ぶりとなる日本人ドライバーの優勝は実現せず。フィニッシュ後、「(総合2位は)それほど嬉しくはありません。優勝を狙うのであればこのようなことはあってはなりません。改善を続けます」と語った勝田の目には、うっすらと涙が浮かんでいるようにも見えた。
最終的に、勝田は2年連続となる総合2位に加え、日曜のステージ合計タイムで競われる「スーパーサンデー」で2位、ボーナスポイントを獲得できる「パワーステージ」を3位としたことで、合計24ポイントを獲得。ドライバー選手権では、現在3位につけている。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2026』/(C)WRC)
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