本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。 今週の重…

 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日にクイーンC(GIII)と小倉JS(J・GIII)、日曜日に共同通信杯(GIII)と京都記念(GII)が行われます。その中から京都競馬場で行われる京都記念を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 13年以降の京都芝2200mで開催された京都記念(計10レース)において、3着以内に入った30頭のうち21頭がオープン特別以上の芝1800mか芝2200mで勝利した実績を有していました。データ対象の京都記念は非根幹距離の芝2200mで行われています。主要なGIが開催される根幹距離とは求められる適性が違ってきますので、非根幹距離に高い適性を示している馬に分があると言えそうです。

 一方、データ対象の京都記念で3着以内に入った30頭のうち、オープン特別以上の芝1800m、芝2200mで勝利実績のなかった馬は9頭。この9頭のうち、6頭が重賞勝ちの実績があった馬。非根幹距離への適性を示す実績がなかったとしても、重賞を勝ち切れるほどの能力がある馬ならば、地力の違いで好走する可能性が残されることは覚えておきたいところです。

 それでは早速ですが、今週の京都記念でAIから導き出された水曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆条件に高い適性を感じる本命候補

ヨーホーレイク

 前走のジャパンC(GI)では14着に敗れていますが、1コーナー手前で他馬と接触しリズムを崩してしまう場面がありました。また、これまでの戦歴から東京では3戦してすべて7着以下に敗れていることから、コースも合わなかった印象です。前走は強力なメンバーが相手だったこともありますし、前回に関しては度外視して考えた方がいいかもしれません。

 芝2200mの重賞では22年の日経新春杯(GII)と昨年の京都記念で優勝。非根幹距離での実績は十分にある本馬。昨年の大阪杯(GI)で3着に入っているように、条件が合えば大舞台でも好走できる能力も備えています。今回は昨年優勝している舞台ですし、前走よりも相手関係は楽になっています。今年で8歳になる本馬ですが、ケガで長く休んでいたこともありキャリアはまだ16戦。1週前追い切りでも3歳馬との激しい追い比べで年齢を感じさせない動きを見せています。状態も悪くなさそうですし、実績のある舞台に替わってガラリ一変があっても不思議はありません。

ヘデントール

 24年の菊花賞(GI)で2着、昨年の天皇賞(春)(GI)で優勝と京都の長距離戦で実績十分の本馬。芝1800mや芝2200mのオープン特別以上での実績はありませんが、菊花賞や天皇賞(春)も根幹距離とは異なる適性が必要な条件と言えますし、非根幹距離でも極端にパフォーマンスを落とすことはないはずです。実際、3勝クラスではありますが、4走前の日本海S(3勝クラス)を圧勝。この時の3着馬はその後のGIIで連対しているマコトヴェリーキー。その馬を相手に3馬身以上の差で快勝しているほどですから、非根幹距離でも全く問題ないタイプと言えます。

 今回は昨年の天皇賞(春)以来の実戦となります。前走後は海外遠征を予定していましたが、剥離骨折が判明。その後は牧場でじっくりと治療されて今回が復帰戦となります。この中間は1月中旬から美浦トレセンで調整が進められています。1週前追い切りではウッドコースの併せ馬で併入。手応え自体は良く見せませんでしたが、天皇賞(春)を勝った時も1週前追い切りでは見栄えはしなかったので問題視することはなさそうです。今回のメンバーな地力は最上位と言える存在。他馬よりも重い斤量59キロは不利な材料ですが、能力の違いで結果を出してくれることに期待したいところです。

シェイクユアハート

 前走の中日新聞杯(GIII)では、3コーナー過ぎから外々を回って進出開始。11秒台のラップが連続する場面で見た目以上に負荷の大きい形になりましたが、直線でもしっかりと脚を使いゴール前で抜け出し重賞初制覇を達成。上がりの速い競馬でも勝ち切ることができましたし、内容自体にも収穫があった一戦と言えそうです。

 今回の舞台となる京都芝2200mでは3戦1勝2着1回。唯一、馬券圏外となったのは24年1月の八坂S(3勝クラス)での6着。このレースは向正面で他馬と少し接触する場面がありし、差し有利の流れを先団追走から早めに追い上げる厳しい形にもなりました。スムーズさを欠いたことや展開が厳しかったことが敗因で参考外と言えます。力を出し切れた際には大崩れしていませんし、京都芝2200mへの適性事態に不足はなさそうです。前走よりも相手関係は上がっていますが、重賞を勝った勢いがある馬ですし、今の充実ぶりならこのメンバーの中に入ってもヒケを取らない走りが見られるのではないでしょうか。