3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表「侍ジャパン」は2月11日、出場選手の変更を発表し…
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表「侍ジャパン」は2月11日、出場選手の変更を発表した。平良海馬投手(西武)が左ふくらはぎの肉離れで辞退し、代わって藤平尚真投手(楽天)が追加招集される。
平良海馬が左ふくらはぎ肉離れで離脱
春季キャンプ中に発生した怪我が原因だ。平良は2月7日に左ふくらはぎの肉離れと診断され、全治2〜3週間との報道がある。1月26日のメンバー発表で選出されていた平良だが、WBC本番までの回復は困難と判断された。
西武の平良海馬投手は、2021年東京五輪で金メダル獲得に貢献した実績を持つ。2025年シーズンはリリーフとして54試合に登板し、31セーブを記録。今回のWBCでもリリーフとしての起用が想定されていただけに、無念の離脱となった。
藤平尚真が覚醒の2024年シーズンから代表入り
代役として追加招集されたのは、楽天の藤平尚真投手。横浜高出身で2016年ドラフト1位入団。右投右打。
転機は2024年シーズンだ。中継ぎに転向すると一気にブレイク。47試合に登板して0勝1敗1セーブ20ホールド、防御率1.75の好成績を残した。46回1/3を投げて58奪三振を記録し、奪三振能力の高さを証明している。
2024年11月の侍ジャパンシリーズ2024では、初の代表選出ながら圧巻の投球を披露した。チェコ戦で三者連続三振を奪うなど安定した投球を見せ、続くプレミア12本大会でもオーストラリア戦、韓国戦で三者連続三振。キューバ戦では最終回に満塁のピンチを抑える好救援を見せた。この実績が今回の追加招集につながった形だ。
侍ジャパンは14日から宮崎で事前合宿を開始する。22日、23日にソフトバンクとの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎」、27日、28日に中日との同シリーズ名古屋戦でWBCへ向けた最終調整を進める。藤平の加入で、投手陣の層がより厚くなった。3月6日の初戦チャイニーズ・タイペイ戦へ向け、連覇への準備が整いつつある。