◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(10日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(70…
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(10日)◇ペブルビーチGL(6989yd)、スパイグラスヒルGC(7071yd、いずれもパー72)
前週「WMフェニックスオープン」の中継中に公開されたPGAツアーの旗艦大会「ザ・プレーヤーズ選手権」(3月12日~/フロリダ州TPCソーグラス)のプロモーション動画がちょっとした話題を呼んだ。「March is going to be major」――。そんなキャッチコピーがフィーチャーされ、米メディアではプレーヤーズ選手権を格上げして5大メジャーとするべきかという議論にまで発展している。
大会のディフェンディングチャンピオンで、今季PGAツアー初戦となるロリー・マキロイ(北アイルランド)の会見でも質問が飛んだ。昨年「マスターズ」でメジャー5勝目を挙げ、キャリアグランドスラムを達成した36歳はプレーヤーズ選手権も2度制している。「メジャータイトルが5つより7つあるのはうれしいよね」と笑った後で反対の意思を明確にした。
「繰り返しになるけど、僕は伝統主義者で歴史を重んじる人間。プレーヤーズはプレーヤーズであり、ほかの何かである必要はないんだ。むしろ、いまの全米プロよりもアイデンティティが確立されているとさえ言えるだろう。プレーヤーズは素晴らしいトーナメントで、メジャーであるか否かで価値が変わるわけじゃない。“ラベル”がなくても、この大会は独自の存在意義を持っていると思う」
さらっとアイデンティティの弱さを指摘する形となってしまった「全米プロゴルフ選手権」についても、持論がある様子。唯一無二の祭典「マスターズ」、超ハードセッティングが賛否を巻き起こす「全米オープン」、世界最古のトーナメント「全英オープン」と並び称される4大メジャーの一角であり続けるために「『栄光のラストチャンス』だと思う。8月開催に戻すべきだ」ときっぱり。現在の5月開催から、2018年までのように全英より遅い8月に行われるシーズン最後のメジャーとして位置付けを変えるプランを示した。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)