EFLチャンピオンシップ第32節、劇的な一戦がキング・パワー・スタジアムで繰り広げられた。2026年2月10日に行われた…
EFLチャンピオンシップ第32節、劇的な一戦がキング・パワー・スタジアムで繰り広げられた。2026年2月10日に行われたレスター対サウサンプトンは、前半を3-0でリードしたレスターが、後半に4失点を喫して3-4で敗れる衝撃の展開。日本代表MF松木玖生もハーフタイムから途中出場したサウサンプトンは、後半30分間で4ゴールを奪い、ロスタイム6分にMFシェア・チャールズが決勝弾を叩き込んだ。25,827人の観衆が見守る中、チャンピオンシップ史に残る大逆転劇が実現した。
前半で3-0と完璧なレスター
試合開始からレスターが主導権を握る展開。9分、MFディバイン・ムカサがゴールネットを揺らした。先制点だ。さらに13分、FWパトソン・ダカが追加点。サウサンプトンのトム・フェローズのバックパスをカットし、GKを交わして無人のゴールに流し込んだ。
開始わずか13分で2点のリードを奪ったレスター。29分には右サイドのファタウ・イサハクが決定的な3点目を決める。前半30分の時点で、勝負は決したかに見えた。レスターは4-2-3-1のフォーメーションで臨み、攻撃陣が機能。ハーフタイムを3-0で折り返した。
後半30分で怒涛の4ゴール
しかし、試合はここからが本番だった。後半開始とともにサウサンプトンが動く。指揮官トンダ・エッカートはハーフタイムに3枚替えを断行。FWロス・スチュワート、MFシェア・チャールズ、そして松木玖生を投入し、形勢逆転を狙った。
61分、スチュワートが1点を返す。MFレオ・シエンザからのパスを冷静に流し込んだ。3-1。まだ2点差だ。だが、この1点がレスターの守備を揺さぶり始める。
試合終盤、サウサンプトンの猛攻が実を結ぶ。82分、DFジャック・ステファンズが詰め寄って2点目。3-2とさらに詰め寄った。86分、DFライアン・マニングがヘディングで同点弾。シエンザのクロスに合わせ、ゴールを陥れた。3-3の同点。キング・パワー・スタジアムに衝撃が走る。
ロスタイム6分、チャールズが決勝弾
アディショナルタイムは6分。両チームが最後の力を振り絞る。90分6分、運命の瞬間が訪れた。スチュワートのパスを受けたチャールズが、ペナルティエリア右から左足を振り抜く。強烈なシュートがGKアスミル・ベゴビッチの左を抜いて、ゴール左隅に突き刺さった。
4-3で大逆転。サウサンプトンのベンチとサポーターが歓喜に沸いた。松木を含むハーフタイムからの交代組が流れを変え、チームを勝利に導いた。レスターはその後も攻め込んだが、時すでに遅し。試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
試合統計を見ると、サウサンプトンがボール支配率55.3%、シュート数16本、枠内シュート7本を記録。後半の圧倒的な攻勢が数字にも表れた。
順位表への影響と次戦展望
この勝利により、サウサンプトンは勝ち点46で9位に浮上。12勝10分10敗と借金なしの成績だ。昇格プレーオフ圏内への接近を印象づける勝利となった。
一方、レスターは勝ち点32で21位に留まる。10勝8分14敗。3点のリードを守り切れず、アンディ・キング暫定監督体制では6戦未勝利と苦境が続く。EFLから6ポイント減点処分を受けた影響もあり、降格圏内が見えてきた。
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両チームは2月14日、FAカップ4回戦で再び対戦する。サウサンプトンのホームで行われるこの一戦は、リベンジを狙うレスターにとって雪辱の機会だ。勢いに乗るサウサンプトンが連勝を飾るのか、レスターが巻き返すのか。わずか4日後の再戦に注目が集まる。