写真提供:共同通信    パ・リーグの最優秀選手に輝いたのは、ソフトバンクのクローザーをつとめるサファテでした。今季はプロ野球記録を塗り替える54セーブをマークし、守護神の名にふさわしい活躍を見せました。今季のセーブ失敗は8月5日の西武…

 

写真提供:共同通信

 

 

 

 パ・リーグの最優秀選手に輝いたのは、ソフトバンクのクローザーをつとめるサファテでした。今季はプロ野球記録を塗り替える54セーブをマークし、守護神の名にふさわしい活躍を見せました。今季のセーブ失敗は8月5日の西武戦の1試合だけで、セーブ成功率は98.2%。これはセーブ機会40以上の投手の中で、この10年で最も高い成功率でした。サファテの揺るぎない安定感が、NPB史上初となる50セーブ台の記録を生みました。

 サファテの代名詞といえば、分かっていても打てないと評されるストレート。平均153.3キロ(2017年)とスピードガンの数字もトップクラスですが、何よりも22.4%(2017年)という奪空振り率の高さに価値があります。この10年で最も高い確率で空振りを奪ったストレートであり、「分かっていても~」という表現も誇張ばかりではない様です。

文:データスタジアム 
グラフィックデザイン:相河俊介

MVPグラフィック セ・リーグ 丸佳浩編