「広島紅白戦、白組2-0紅組」(10日、天福球場) 逆転での沖縄切符だ。2軍から紅白戦に出場した広島・遠藤淳志投手(2…

 「広島紅白戦、白組2-0紅組」(10日、天福球場)

 逆転での沖縄切符だ。2軍から紅白戦に出場した広島・遠藤淳志投手(26)と斉藤優汰投手(21)が、いずれも1回無失点と好投。登板後、11日からの1軍昇格が決まった。新井監督が「斉藤優汰と遠藤は、あした(11日)から1軍に合流させます。1軍で、もう少し見てみたいなと思わせてくれた」と話した。

 “一発快投”だった。遠藤は五回から登板して3人斬り。斉藤優は八回から出番が巡ると、秋山を空振り三振に仕留めるなど三者凡退。球数が少なかったため、特別ルールで4人目の勝田との対戦でも、投ゴロに打ち取った。

 遠藤は昨秋キャンプで手応えを感じながらも、今春は2軍スタート。「すごく悔しかった。1軍の選手にも負けないぐらいの気持ちでやってきた」と、強い思いで腕を振り抜いた。力むと左肩の開きが早くなる悪癖にも、すぐ気が付き修正し、直球の威力を維持した。

 斉藤優は、最速151キロを計測。「高さとかコースは、ある程度狙ったところに投げられた」と右腕。オフに取り組んだ脱力フォームが、制球の安定につながった。

 新井監督は今春、競争を前面に打ち出し、横一線を強調してきた。遠藤は「競争を勝ち抜いていきたい」と力を込め、斉藤優は「精いっぱい頑張ります」と、シンプルな言葉に思いを込めた。続くサバイバルレース。開幕1軍を、その手でつかみ取る。