ミラノ・コルティナ2026冬季五輪のショートトラック男子1000mで、吉永一貴(26=トヨタ自動車)が10日の予選を4組…
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪のショートトラック男子1000mで、吉永一貴(26=トヨタ自動車)が10日の予選を4組1着で突破し、準々決勝に進出した。平昌2018、北京2022に続く3大会連続のオリンピック出場を果たしたエースが、日本勢28年ぶりのメダル獲得を目指し順調なスタートを切った。
愛知県尾張旭市出身のサラブレッド
吉永は1999年7月31日、愛知県尾張旭市生まれ。母の加藤美佳さんは元ショートトラック選手で、全日本選手権を3度制覇し世界選手権500mを連覇した名選手だ。叔母の加藤美善さんも世界選手権総合優勝の実績を持つ。
小学2年生の時、母に連れられてショートトラックの大会を観戦したことがきっかけでこの競技に魅せられた。小学3年生から競技を始めると、めきめきと頭角を現し、名古屋経済大学市邨高校、中京大学を経て、現在はトヨタ自動車スケート部に所属している。
平昌で史上最年少代表入り
2018年、18歳で平昌冬季五輪の日本代表に史上最年少で選出された。オリンピック出場のため、半年間韓国で武者修行を積むなど、若くして貪欲に世界と戦ってきた実績を持つ。
2022年の北京五輪では、COVID-19パンデミックで国際大会に出場できない時期を経験したが、右脚の強化やバランス調整に取り組み、2大会連続の出場を果たした。平昌から8年、経験を積んだ26歳での3度目のオリンピック挑戦となる。
トヨタ自動車でキャプテンとして活躍
トヨタ自動車スケート部ではキャプテンを務め、チームを牽引する存在だ。「攻めの姿勢」が持ち味で、インからもアウトサイドからも抜いていく積極的な滑りが武器。1500mとスプリントの両方で強みを持つ万能型の選手として評価されている。
ミラノ五輪に向けては「これまでの2回の失敗も含めて、一番正解のレースと攻めのレースをしたい」と意気込みを語っていた。
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日本のショートトラックは1998年長野五輪で金・銅メダルを獲得して以来、表彰台から遠ざかっている。3大会連続出場のエースとして、28年ぶりのメダル獲得への期待がかかる。