元大相撲小結孝乃富士で、元プロレスラーの安田忠夫さんが10日までに死去したことが関係者の話で分かった。62歳。詳しい死…
元大相撲小結孝乃富士で、元プロレスラーの安田忠夫さんが10日までに死去したことが関係者の話で分かった。62歳。詳しい死因は不明。かつて所属した新日本プロレスも公式ホームページで発表し、「謹んで、安田忠夫さんのご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
安田さんは大相撲廃業後、1993年に新日本に入門し、94年2月に馳浩戦でプロレスデビュー。師匠であるアントニオ猪木の手ほどきで総合格闘技にも挑戦し、2001年の大みそかにさいたまスーパーアリーナで行われた猪木祭こと「イノキ・ボンバイエ2001」では、メインイベントで当時K-1トップ選手のジェロム・レ・バンナ(フランス)と対戦し、ハーフガードポジションからの前腕チョーク(当時はギロチンチョークと表記)で大金星を挙げ、リング上で愛娘を肩車するなど“世紀の番狂わせ”として大きな感動を呼んだ。
02年には新日本の団体最高峰IWGPヘビー級王座も初戴冠。同年にはヒールに転向し、悪党ユニット「魔界倶楽部」として、ふてぶてしく暴れ回った。05年に新日本を退団した後はIGFなどさまざまな団体に参戦したが、2011年2月4日に後楽園ホールで引退記念大会を行った。
私生活ではギャンブル好きで知られ、素行不良を繰り返し“借金王”という異名もついたが、憎めないキャラとしてファンから愛された。