“町田・専大”が始動した。東都大学野球リーグ2部の専大は10日、神奈川・伊勢原市の同校グラウンドで、元広島、阪神で同校O…

“町田・専大”が始動した。東都大学野球リーグ2部の専大は10日、神奈川・伊勢原市の同校グラウンドで、元広島、阪神で同校OBの町田公二郎新監督(56)の練習を公開した。打撃練習では積極的に選手に声をかけ、手取り足取り指導。「名前と顔がまだ全員、覚えられていないんですよ」と、苦笑いを浮かべながらも「素質の高い選手がそろっている」と、期待した。

2月2日、指導スタート日には、選手たちに「1人1人が、チームの一員。役割を全うすることが大事。その中で個々のレベルアップをはかり戦っていくが最終的にはチームがひとつにならないといけない。全員が同じ方向を向いていこう」と、話した。戦国東都と言われる厳しいリーグ。2部といえど、全国からいい選手が集まっている。「準備が大事。誰かがやってくれる、という考えではいい選手でも伸びませんから」。伸びしろのある選手たちの動きに目を配りながら、その成長に、楽しみしかない。

指導の原点は、1月31日までの約2年2カ月、監督を務めた福井工大での指導だ。「冬は3月まで雪でグラウンドが使えない。いろいろなハンディがある中でも、選手たちは勝ちたい、うまくなりたい、という思いで毎日コツコツ練習を重ねていた」。昨年の大学野球選手権では準優勝を成し遂げた。「地方の学生でも、できるんだ、というのを証明してくれました」。選手たちの地道な努力と成長。そしてその先にある勝利を目の当たりにした。指導方針に「心の成長なくして、技術の成長はない」と掲げ、専大でもその思いはぶれない。

OBとして、課せられた使命は17年春以来の1部昇格だ。「やる以上は勝たないといけない。選手たちが1部の舞台で表現できるような準備をさせてあげるのが私の使命。応援してもらえるように。すなわち、結果が全てだということです」と、1部昇格に導いていく。