大相撲で小結まで昇進し、プロレスや総合格闘技でも活動した安田忠夫さんが8日、都内の自宅で亡くなっているのが見つかった。【…

大相撲で小結まで昇進し、プロレスや総合格闘技でも活動した安田忠夫さんが8日、都内の自宅で亡くなっているのが見つかった。

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関係者によると、安田さんは同日出勤予定だったが職場に姿を見せず、心配した同僚が自宅を訪れたところ、室内で倒れているのを発見したという。死亡推定時刻は同日午前2時ごろとみられる。近年も仕事を続けていたとされ、突然の訃報に衝撃が広がっている。

安田さんは九重部屋に所属し、四股名「孝乃富士」として土俵を踏んだ。1986年5月場所に新入幕を果たし、1990年7月場所には小結に昇進。恵まれた体格を武器に土俵を沸かせた。相撲界を離れた後はプロレスへ転向し、1994年2月24日の日本武道館大会でデビューを飾った。

その後、格闘技の舞台でも注目を集める。2001年大みそかの「INOKI BOM-BA-YE 2001」では、K-1で知られたジェロム・レ・バンナを相手に勝利を挙げ、"大金星"として語り継がれる一戦となった。試合後、家族への思いをにじませた姿も強く印象に残った。

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大相撲、プロレス、総合格闘技とジャンルをまたいで歩んだ異色のキャリアは、多くの格闘技ファンの記憶に刻まれている。突然の別れに、哀悼の声が広がっている。