井端監督の必勝起用も注目を集めていきそうだ(C)産経新聞社 井端弘和監督率いる侍ジャパンに緊急事態がぼっ発している。西武…

井端監督の必勝起用も注目を集めていきそうだ(C)産経新聞社

 井端弘和監督率いる侍ジャパンに緊急事態がぼっ発している。西武は2月7日、侍ジャパンに選出された平良海馬が、「左ふくらはぎの軽い肉離れ」と診断されたと発表した。全治2~3週間の見込みで14日から始まる侍ジャパン宮崎事前合宿への参加は厳しくなった。3月6日に初戦を迎えるWBC出場へ、黄色信号が灯っている。

【写真】真美子夫人はあでやかなワンショルダーのドレス姿で笑顔を見せた

 近鉄OBの佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で占う「シゲキ的球論」、今回は侍ジャパンの守護神候補、平良が仮に辞退した場合の候補に関して独自の考察を加えている。

 まず佐野氏は肉離れと診断された平良に関して「WBCに間に合うかはかなり難しい。肉離れは治るまで、体を動かせないですからね。調整が難しいですよ」と慎重な判断が求められるとした。

 平良の今後のコンディション次第では、代役の緊急招集も浮上する中、佐野氏は「前から言っていたように左投手(4人)が少ないので、平良のように右のパワー系を探すよりは左投手を入れることも検討したほうがいい」と指摘。

 具体的には「球団はなかなか認めないでしょうが、阪神の及川雅貴投手とかが入ってくれたら厚みが増しそうな気がしますけどね」と指名した。

 及川といえば、昨季は12球団最多となる66登板、6勝3敗、46ホールド、防御率は圧巻の0.87をマークしている。

 現在発表されているメンバーで阪神からは野手で佐藤輝明、森下翔太、捕手では坂本誠志郎、投手でも右のセットアッパー石井大智が侍ジャパンに選出されている。

 また守護神候補の平良が離脱となれば、同じく守護神を務める、松山晋也(中日)、杉山一樹(ソフトバンク)らも注目の存在となりそうだ。

【さの・しげき】

1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。

【関連記事】「この判断は正解」大谷翔平のWBC“打者専念”に反響さまざま「正直寂しい」「出場だけでありがたい」

【関連記事】WBCでは「投げない」 大谷翔平の“打者専任”の妥当性 米記者が説いた保険の壁「驚きはない。承認を得るのは困難だった」

【関連記事】「史上最強の侍ジャパン」に戦々恐々 メジャー組8人の豪華布陣に対戦国が驚愕「スーパーエースを手に入れた」