岡本への期待度は、村上や今井よりも高いようだ(C)Getty Images 3人のルーキートリオがメジャーを席巻するのか…

岡本への期待度は、村上や今井よりも高いようだ(C)Getty Images
3人のルーキートリオがメジャーを席巻するのか。『MLB公式サイト』が今季の期待のルーキー特集をランキング形式で掲載した。ランキングはデータサイト「FanGraphs」が算出した今季の予想「WAR」順で、「WAR1.4」以上だった14人のルーキーが登場。堂々のトップに輝いたのが、巨人からブルージェイズに移籍した岡本和真だ。
【関連記事】以前なら「出場困難」だった村上宗隆と岡本和真の選出に成功した背景とは? “障壁”を取っ払ったサムライの生んだ「価値」
WARとは「Wins Above Replacement」の頭文字をとったもので、メジャーリーグでは最も重要視される指標の一つだ。メジャー最低年俸程度の控えレベルの選手に比べて、その選手のおかげで何勝上積みできたかを示す。現在は「FanGraphs」か、別のデータサイト「Baseball Reference」のいずれかが独自の計算方法で算出した数字が主流だ。MVP投票などは、ほぼWARが評価基準となってきている。
岡本はWARが「2.5」でルーキーの中で最高予想だった。打撃成績は22本塁打が予想され、出塁率と長打率を足して求めるOPSは.769。「今オフのトロントの攻撃陣の補強でキーとなる存在だ。それだけの数字を残せば、十分に良いデビューシーズンとなる」と評された。
2位には昨季最終盤にデビューした同僚のトレイ・イエサベージがWAR「2.2」で入った。昨季メジャーでは3試合、14イニングしか投げておらず、今季も新人資格を有している。
5位タイに入ったのが、ヤクルトからホワイトソックスへ移籍した村上宗隆。WAR「2.0」で、加えて30本塁打と大台予想された。「今季30本塁打以上を予想されている選手は17人しかいない。日本での空振り率の高さは依然として懸念されるが、期待値は高い」と同サイトは強調した。
7位タイのWAR「1.8」で西武からアストロズに移籍した今井達也が続いた。先発ローテーションの一角として153回を投げて、防御率4.37、20被本塁打と予想され「イマイのルーキーイヤーは成長痛を伴うものとなるかもしれない」と適応にはある程度の時間が必要となる可能性も指摘した。
村上はすでにドジャースと共用するアリゾナ州グレンデールのキャンプ施設での自主トレをスタートさせた。残る2人も近日中に新天地のキャンプ地での勇姿を見せてくれそうだ。日本人メジャーリーガーの歴代新人王は、1995年の野茂英雄(ドジャース)に始まり、2000年佐々木主浩(マリナーズ)、2001年イチロー(マリナーズ)、2018年大谷翔平(エンゼルス)の歴代4人。そこに続く5人目が誕生するか、MLB公式サイトも注目していた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】識者が見た“現実的な序列” 新天地での岡本和真、村上宗隆の最適打順は?
【関連記事】「また同じ質問をしてくれたらいい」米球界の懐疑論に抗う言葉 「成功できないかもしれない」とも言われた村上宗隆が見せた“意志”【現地発】
【関連記事】わずか半年で日本を去った元巨人助っ人が明かす岡本和真の“衝撃”「練習を見てオカモトはメジャーでプレーできると思った」