<立ち技打撃格闘技K-1:ワールドGP2026~-90キロ世界最強決定トーナメント~>8日◇東京・代々木第二体育館1DA…
<立ち技打撃格闘技K-1:ワールドGP2026~-90キロ世界最強決定トーナメント~>8日◇東京・代々木第二体育館
1DAYで行われた90キロ世界最強トーナメントは身長2メートルの“ハイタワー”ルーカス・アハテルバーグ(29=ドイツ)が優勝した。3試合すべて1回KOで相手を仕留め、合計300秒ジャストで頂点に立った。
アハテルバーグはもともとリザーブ戦に出場する予定だった。だが準々決勝でマハムード・サッタリと戦うはずだったK-Jeeが負傷欠場。そのためアハテルバーグがサッタリの相手に繰り上がった。
そのサッタリを強烈な左フックで失神させると、準決勝ではボグダン・ストイカを前蹴りで、決勝の相手ニキータ・コズロフは右カーフキックで倒し、優勝を飾った。
“ジャパニーズ・ドリーム”をつかんだアハテルバーグは試合後「キックボクシングを始めた時から、コーチがくれたK-1のDVDを擦り切れるほど見た。98年とか00年のやつを。分からないけど150回は見たと思う。毎日のように見てた。そのK-1のトーナメントに出場するのが夢だったけど、今日勝つことができた。いまだに信じられない」と喜んだ。
そして「ドイツではキックボクシングはあまりメジャーなスポーツではないから、多くの人はこのトーナメントで勝つ意味が分かっていないと思う。だからこれを機にもっと国にサポートしてもらえるとうれしい。まだ格闘技以外にも仕事をしているけど、僕はワールドクラスのファイターだ。ワールドクラスのファイターらしい生活をしていいはずだ」と強調した。
アハテルバーグは現K-1ワールドGPクルーザー級(-90キロ)王者ティアン・ターザン(オランダ)とも練習をともにしたことがあり、挑戦にも前向き。ターザンのベルトに挑戦したいかと聞かれると「もちろんだよ。タイトルをかけて戦いたくないヤツなんているの?」とやる気十分だった。
〈トーナメント全成績〉
▼準々決勝
○ルーカス・アハテルバーグ(ドイツ) (KO・1回51秒) マハムード・サッタリ(イラン)
○ボグダン・ストイカ(ルーマニア) (KO・2回2分41秒) ×マッティア・ファラオーニ(イタリア)
○イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ) (判定3-0) ×マルコ・ブラック・ダイヤモンド(ブラジル)
○ニキータ・コズロフ(ロシア) (延長判定3-0) ×アスラン・コシエフ(カザフスタン)
▼準決勝
○ルーカス・アハテルバーグ (KO・1回1分50秒) ×ボグダン・ストイカ
○ニキータ・コズロフ (判定3-0)×イブラヒム・エル・ボウニ
▼決勝
○ルーカス・アハテルバーグ (KO・1回2分19秒) ×ニキータ・コズロフ