宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026が8日、沖縄県宮古島市陸上競技場を発着点とする6区間82.0kmで開催され、青山学院…
宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026が8日、沖縄県宮古島市陸上競技場を発着点とする6区間82.0kmで開催され、青山学院大学が大会新記録の4時間7分1秒で初優勝を果たした。1月の箱根駅伝で3年連続9回目の総合優勝を達成した箱根王者が、6区間中5人を1年生が占めるオーダーでも圧倒的な強さを見せつけた。
【画像】【宮古島駅伝】青学大が大会新で初優勝 1年生5人起用で箱根王者の底力
序盤は東洋大・順大が先行
1区10.8kmは東洋大の松井海斗(2年)が先頭でタスキリレー。順天堂大の小林侑世(3年)、青学大の榅山一颯(1年)が続く展開となった。青学大は序盤から上位につける。
2区12.2kmでは順大の松尾和真(1年)が好走を見せ、東洋大と青学大が追う形に。青学大は上位をキープしながら、虎視眈々と首位を狙う展開となった。
3区・4区で流れをつかむ
流れを変えたのは最長20.1kmのエース区間となる3区だった。青学大の黒田然(2年)が好走で順位を上げる。箱根駅伝5区を走った黒田朝日(4年)の弟である黒田然が、チームに勢いをもたらした。
4区10.0kmの上野山拳士朗(1年)が力走を見せる。8km過ぎにある上り坂を利用して前を追い、青学大が上位に浮上した。1年生ランナーの力走が、チームを頂点へと押し上げた。
5区・6区も1年生が好走
5区10.3kmの日向春空(1年)は冷静な走りで上位をキープ。アンカーの前川竜之将(1年)へつないだ。
最終6区18.6kmでは、前川が安定した走りを見せた。青学大は終盤まで上位を守り抜き、前川は余裕を持ってフィニッシュテープを切った。チームの初優勝に花を添える走りとなった。
1年生5人起用で層の厚さ示す
青学大の原晋監督は今大会、6区間中5人に1年生を起用。唯一の上級生となった3区の黒田然(2年)を除き、すべて1年生というフレッシュなオーダーだった。それでも大会新記録での初優勝を果たし、チームの選手層の厚さを証明した。
昨年大会の優勝タイムは國學院大が記録した4時間8分38秒。青学大はこれを1分37秒も上回る4時間7分1秒の大会新記録を樹立。箱根駅伝3連覇の勢いそのままに、新シーズンの好スタートを切った。
大会は今回で6回目
大会は2020年から開催されており、コロナ禍による中止を挟んで今回で6回目を迎えた。今大会には箱根駅伝の強豪校が多数参加。青学大、神奈川大、國學院大、順大、中央学大、中大、帝京大、東海大、東京国際大、東洋大、日体大、山梨学大などが出場し、宮古島の絶景コースで熱戦を繰り広げた。
大会名は宮古島の方言にちなんでおり、「ワイドー」は「頑張れ、ファイト!」、「ズミ」は「素晴らしい、最高!」を意味している。
箱根駅伝の強豪校が集結した宮古島大学駅伝。青学大の快走は、2026年シーズンの大学駅伝界を占う一戦となった。若手の台頭を確認した箱根王者の新たな挑戦が始まる。