ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート団体戦は7日(日本時間8日)、男子ショートプログラム(SP)を実施した。日本の…

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート団体戦は7日(日本時間8日)、男子ショートプログラム(SP)を実施した。日本の鍵山優真が自己ベストに迫る108.67点をマークし1位を獲得。世界王者のイリア・マリニン(米国)は98.00点で2位にとどまり、日米のエース対決は鍵山に軍配が上がった。日本は2位をキープし、首位の米国との差を詰めて8日(日本時間9日)の最終決戦に臨む。

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完璧な演技でマリニンを10点以上上回る
北京五輪銀メダルの鍵山は、冒頭の4回転トウループ+3回転トウループの連続ジャンプを完璧に決めた。続く4回転サルコウも見事な着氷を見せ、トリプルアクセルまでノーミスで成功させる。スピン、ステップも高い評価を獲得する圧巻の内容だった。
演技後は氷上でガッツポーズを連発。得点発表の瞬間には驚きの表情を見せ、仲間とハイタッチを交わした。競技後の取材では「本当に最高という言葉しか出てこない」と興奮気味に語る鍵山。自己ベスト108.77点(2025年グランプリファイナル)に0.10点と迫る高得点だ。
一方のマリニンはトリプルアクセルの着氷が乱れる痛恨のミス。得意のジャンプで得点を伸ばしきれず、10.67点差をつけられる結果となった。

日本は米国を追って最終決戦へ
男子SP終了後、アイスダンス・フリーダンスが実施された。吉田唄菜・森田真沙也組が演技を披露し、日本はこの日の2種目を終えて2位をキープした。
首位の米国とは僅差で追う展開。初日のペアと女子SPで三浦璃来・木原龍一組、坂本花織がともに1位を獲得した流れを、8日のフリー種目でつなげられるかが鍵となる。
団体戦は種目ごとに1位10点、2位9点と順位点が与えられ、合計点でメダルを争う。8日(日本時間9日)の最終決戦では、ペアと男女シングルのフリースケーティングが行われる。

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北京に続く五輪メダルへ期待
鍵山は北京五輪で個人、団体ともに銀メダルを獲得している。2度目の五輪となるミラノでは、エースとしての役割を十分に果たした形だ。競技後の取材では「団体戦という五輪しかない貴重な舞台。チームジャパンが素晴らしい形で終わったので、その力が今日の僕に宿っていい形で出た」とチームメイトへの感謝を口にした。
10日から始まる個人戦に向けても、弾みのつく結果となった。日本の団体戦金メダル獲得へ、坂本、りくりゅうのフリーでの巻き返しに期待がかかる。