2月7日、J1百年構想リーグの地域リーグラウンド第1節が行われ、セレッソ大阪とガンバ大阪の“大阪ダービー”は0−0のま…
2月7日、J1百年構想リーグの地域リーグラウンド第1節が行われ、セレッソ大阪とガンバ大阪の“大阪ダービー”は0−0のままPK戦へ突入。そこで存在感を発揮したのが、19歳の高卒2目MF名和田我空だった。
特別なシーズンの開幕戦での通算67度目の大阪ダービー。4万2101人が詰めかけたヤンマースタジアム長居でのゲームは、立ち上がりから激しい戦いとなった。次第にG大阪がボールを支配してチャンスを作り出した中、前半41分にC大阪のDF田中隼人がレッドカードで一発退場となる。だが、しっかりとブロックを敷いたC大阪の前に、G大阪はゴールを奪うことができず。最後は10人対10人となり、スコアレスドローのままPK戦に突入した。
昨季まではリーグ戦で導入されていなかったPK戦。先攻のC大阪が中島元彦、ディオン・クールズ、田中駿汰、後攻のG大阪もイッサム・ジェバリ、デニス・ヒュメットと成功が続く。緊迫感が高まる中、G大阪の3人目で登場したのが、19歳の名和田だった。
プロデビューとなった昨季開幕戦での大阪ダービーで悔しさを味わっていた男は、この試合で後半43分から出場。PK戦では、主審の笛がなってからも間合いを図りながら集中力を高め、ゆっくりとした助走からの強烈な右足シュートをゴール左上隅の“神コース”に叩き込んだ。
GKノーチャンスのPKを成功させた名和田は、後ろを振り向いて数歩進んだところで渾身のガッツポーズ。さらにゴールのほうへ向き直して両手を広げ、ゴール裏のG大阪サポーターを煽り、それまで淡々と続いていたPK戦の流れを一気に引き寄せた。
■「この蹴り込みからの煽り!」
名和田のシュート技術と19歳と思えない強心臓ぶりを発揮してのPK成功からのサポーターへの煽りシーン対して、SNS上には「この瞬間勝てる気がしたわ」「名和田のこれでマジで空気がすごい変わった」「ゴール裏が“大丈夫かな…”から“これはイケる!”という空気になった」「天井突き刺せるのはメンタル鬼強やわ」「この蹴り込みからの煽り!完全に勝利への雰囲気作った!頼りになる心臓の強さ」「名和田のこの煽りで、セレッソ側も“あそに決めてやり返したろ”と力んだのかも」と称賛の声が続いた。
G大阪は続く4人目の中谷進之介も同じコースに成功。対して、C大阪の5人目の阪田澪哉も同じコースを狙ったが、バーを弾いて失敗。G大阪は5人目の安部柊斗もゴール左上に突き刺し、G大阪が勝点「2」を獲得した。
高卒1年目はプロの洗礼を浴びた名和田だったが、2年目の今季は“やってくれそう”だ。