【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第1節 2026年2月7日(土)16:00キックオフ ヤンマースタジアム…

【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第1節 2026年2月7日(土)16:00キックオフ ヤンマースタジアム長居 セレッソ大阪vsガンバ大阪】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■ダービーらしい激しさ

 東西に分かれ、毎節本拠地が近いチーム同士で戦うことになる地域ラウンドの特性を象徴するかのように、WESTの開幕節ではセレッソ大阪対ガンバ大阪による“大阪ダービー”が実現した。

 4万2101人が詰めかけたヤンマースタジアム長居では、試合前に両チームのサポーターがゴール裏に美しいコレオグラフィーを作り上げた。C大阪のアーサー・パパス監督は新戦力の櫻川ソロモンを最前線でスタメン起用。一方、G大阪のイェンス・ヴィッシング新監督は最前線に南野遥海を抜擢した。櫻川はしなやかなボールキープを見せ、南野は高い位置でチェイシング。それぞれの最前線は時間とともに少しずつ持ち味を発揮した。

 両チームのプライドがぶつかり合う中、前半41分にC大阪のセンターバック・田中隼人が一発退場となる。数的不利となったC大阪は、ハーフタイムに本間至恩チアゴ・アンドラーデの両翼を下げ、ボランチの田中駿汰を最終ラインに組み込んで中央を固めざるを得なくなった。

■最終盤には10対10へ

 後半になると、ひたすら耐えるC大阪と、ボールを持ち続けて隙を探すG大阪という構図で試合が進行した。C大阪はクリアするのが精いっぱいの時間が30分以上続いたが、決定的なシュートを打たせることなく耐え続けた。そして“前を目指す”という姿勢も持ち続けた。

 すると後半39分、イッサム・ジェバリからのボール奪取に成功した吉野恭平がそのまま前進してカウンターを発動。数的不利なチームが虎の子の1点をもぎ取る典型的な形になったが、G大阪の岸本武流がファウルで止めると、2枚目のイエローカードで退場となった。

 最終盤で10人vs10人となり、我慢を続けてきたC大阪が一気に勢いづいたものの、ゴールは決まらずに0-0のままタイムアップ。大阪ダービー通算67度目にして、リーグ戦初のスコアレスドローとなった。

 特別大会用のレギュレーションに従ってPK戦に入り、5人全員が成功したG大阪が5―4で勝利。イレギュラーな試合展開となったが、負けられない大阪ダービーを制したヴィッシング監督は次に繋がる勝点2を手に入れた。


■試合結果

セレッソ大阪 0(PK4ー5)0 ガンバ大阪

いま一番読まれている記事を読む