関係者が開会式での演出を漏らしたという(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪開会式が現地時間2月6日、ミ…

関係者が開会式での演出を漏らしたという(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪開会式が現地時間2月6日、ミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)などで行われた。今回の開会式もさまざまなアトラクションにより華やかな盛り上がりをみせ、壮大に五輪の幕開けを告げることとなった。

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 セレモニー前半で流れたVTRでは、オートバイのロードレース世界選手権で9度の世界タイトルに輝いた、バレンティノ・ロッシさんの姿が映し出された。ロッシさんは、ミラノ市内を走る路面電車の運転手として、セルジョ・マッタレッラ大統領など乗客をサン・シーロまで送り届ける役を演じている。言うまでも無く、この映像が流れるとともにスタジアム内には大歓声が沸き上がった。

 イタリアが生んだ、レース界のレジェンドのVTR出演は、今回の開会式を盛り上げる“サプライズ”の1つとなった。だが、セレモニー開催前にして、この演出の一部情報が外部に流出していたというエピソードを、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が報じている。

 同メディアによると、当初、国内放送局『Rai Sport』による開会式中継の実況を務める予定だった、アウロ・ブルバレッリ副ディレクターが、事前にロッシさんの出演をほのめかす発言をしたことで、実況を外されたという。

『La Gazzetta dello Sport』は開会式終了後、以下の様に事の経緯を伝えている。

「アウロ・ブルバレッリは、五輪放送編成の発表記者会見の場で、『国家元首セルジョ・マッタレッラによる衝撃的なサプライズがある』と発言し、それを『2012年ロンドン五輪で、エリザベス女王がジェームズ・ボンドと共演した場面に匹敵するものだ』とまで表現していた」

 さらに同メディアは、「この暴露が原因で、彼は『Rai Sport』での一大イベントの実況を任される立場を失うことになった」と説いており、さらに、「今回のマッタレッラ大統領のサプライズも、誰にも知られていない完全な秘密であるべき細部であり、本来は最後まで伏せられていなければならなかった」と苦言を並べた。

 加えて、その後での対応も振り返っており、「ミラノ・コルティナ財団はすぐさま否定声明を出し、『ブルバレッリが国家元首の開会式参加について行った扇情的な発言は、いかなる根拠もない』とコメントしたが、すでに手遅れとなっていた」などと綴っている。

 演出そのものは、微笑ましく、大会開幕への期待を膨らませるに相応しい内容だったものの、舞台裏では“失言”がきっかけとなる思わぬハプニングが起きていたようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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