<明治安田J2・J3百年構想リーグ:仙台4―1栃木>◇7日◇第1節◇栃木・シティフットボールステーションほか最高のスター…
<明治安田J2・J3百年構想リーグ:仙台4―1栃木>◇7日◇第1節◇栃木・シティフットボールステーションほか
最高のスタートを切った。J2ベガルタ仙台が栃木シティに4-1で快勝し、開幕白星発進した。前半12分に新キャプテンDF菅田真啓(28)が先制ゴール。同34分にDF井上詩音(25)も続いた。後半3分に1点返されるも、同5分にMF武田英寿(24)さらには同7分には新加入のFW古屋歩夢(18)がトドメの一発を決め、アウェー栃木まで駆けつけたサポーターと喜びを分かち合った。
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まさに幕開けにふさわしいゴールだった。前半12分、武田の中央へのFKを、ゴール前で菅田が右足で押し込みネットを揺らした。
昨季の開幕戦の鳥栖戦では、前キャプテンの郷家友太(26)が先制点で勝利に導いていただけに、菅田は「それもあって自分も決めたいなと、開幕戦のゴールは狙っていました」と有言実行。「その後も勢いに乗ってくれた」と続く仲間のゴールにも賛辞を送った。
ただ、慢心はしない。後半は押し込まれる展開から始まり、同3分に1点を失った。「隙もありますし、ああいうシュートを防がないと苦しい展開になる。喝も入れていかなければいけない」と最後までピッチ上で声を上げ続けた。今季から新たに試みる3バックにも手応えと課題を感じながら改良を重ねていく。
後半7分には、ユースから昇格したばかりの期待のルーキーも躍動。開幕戦の先発に起用された古屋は「緊張しませんでした」ときっぱり。前半から前線で攻めるもチャンスを生かせず膝から崩れ落ち悔しがるシーンもあった。だが「マサくん(菅田)とか詩音くん(井上)が『大丈夫、次があるから』と声をかけてくれて、その言葉が力になりました」と左サイドからミドルループシュートでゴールを決めきった。「決めたことないシュート。とにかくうれしくてあんまり記憶にありません」とデビュー戦初ゴールをかみしめた。
快勝で開幕戦を制した森山佳郎監督(58)も「昨年課題だったセットプレーから、まさか初戦で2点取れるとは。ルーキーも予想以上に頑張っていたのは大きな収穫」とうなずいた。
開幕白星を弾みに、新たな戦いの中で、チームは成長を続けていく。【高橋香奈】