<明治安田J1百年構想リーグ:C大阪0(4PK5)0G大阪>◇7日◇WESTグループ第1節◇ヤンマーガンバ大阪FW南野遥…
<明治安田J1百年構想リーグ:C大阪0(4PK5)0G大阪>◇7日◇WESTグループ第1節◇ヤンマー
ガンバ大阪FW南野遥海(21)が、G大阪では初の開幕スタメンで存在感を示した。
前半8分、MF食野亮太郎からのパスに抜け出して、角度のないゾーンから左足シュート。逆サイドを狙ったコントロールショットは右ポストにはじかれたが、同25分にはDF初瀬亮からのクロスに飛び込んで決定的な場面を作り出すなどC大阪の脅威となった。相手に退場者が出て数的優位の時間が長くなりながらも、1点が奪えなかった展開に「本当に強いチームは相手を崩しきる力があると思うから、まだまだ成長しないといけないところ」と悔しさをにじませたが、同時に「ベストではないけど、悪くはなかった」と自身のパフォーマンスを振り返った。
同じく大阪ダービーでの開幕だった昨季のJ1リーグ初戦ではラスト3分間の出場のみ。栃木SCでプレーした24年にはJ2で経験はあるが、国内トップリーグでは初の開幕スタメン。初戦から出番を得られたことに「大きいと思う。ここから少しずつ自分の存在価値を示せればいい」とさらなるアピールに意識を向けた。
オフにはイングランドに渡り、プレミアリーグを現地観戦。マンチェスター・シティーのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドや、アストンビラのイングランド代表FWモーガン・ロジャース、同FWオリー・ワトキンスの姿に刺激を受けた。「技術の部分もそうだけど、メンタル的な部分。1度プレーが成功しなくても、気にしているそぶりを見せずに継続して動き続けていた。ミスで失点しても、個の力で打開する次のプレーに向かっていたし、映像では分からないことも感じることができた」。この日の南野は、ボールが出てこない場面があっても裏へ抜けるチャレンジを繰り返し、ハイプレスを掲げるチームのスイッチ役としても奔走。高まった意識をピッチで示した。
優勢に進めながらもC大阪ゴールをこじ開けられなかったことには反省し「マンチェスターCは引いた相手でも崩しきるし、そこを目指すべき。PKで勝ちはしたけど、90分で終わらせることは今後の課題」。自らの一撃でチームに勝ち点3をもたらすため、ゴールへの意欲を強めた。【永田淳】