なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回はスピードスケートは…

なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回はスピードスケートはなぜ左回りなのか、という疑問について考えます。

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スピードスケート、ショートトラックなど、コースを周回する競技は「左回り」と決められている。一般的に右回りよりタイムが出やすいため、左回りになったと言われている。

「右利き」が走りやすいことが主な要因に挙げられる。調査によって幅はあるものの、右利きの人の割合はおよそ90%。右利きは、左足を軸として、右足で蹴る動作が得意なため、左回りがしやすいとされている。また、体の左側にある心臓が遠心力の影響を受けにくいため左回りのほうが走りやすいという説もある。

冬の競技だけでなく、陸上や野球のベースランニングも同様に左回り。陸上では、国際陸上競技連盟(IAAF)のルールブックで左回りに統一されている。かつて右回りの時代もあったが、1908年ロンドン五輪から左回りになった。また、フィギュアスケートのジャンプも左回転の選手が多数を占める。