レッズからロートベッドをウェーバーで獲得 ドジャースは6日(日本時間7日)、アンソニー・バンダ投手をメジャー出場前提の4…

レッズからロートベッドをウェーバーで獲得

 ドジャースは6日(日本時間7日)、アンソニー・バンダ投手をメジャー出場前提の40人枠から外した。レッズからウェーバーで獲得したベン・ロートベット捕手の枠を空けるための措置で、事実上の“戦力外”となる。

 32歳のバンダは昨季チーム最多71試合に登板。5勝1敗、防御率3.18の好成績を残し、球団史上初のワールドシリーズ連覇へ大きく貢献した。ファンからの人気も高かった。4日にはアリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で自主トレ。なぜ、そんな鉄腕が“戦力外”となったのか。

 バンダは1993年生まれの32歳だ。昨季前半戦は防御率4.14と不安定だったが、シーズン終盤を5試合連続無失点で終えるなど28登板で防御率1.52を記録。万全でポストシーズンに入ったかに見えた。しかし、レッズとのワイルドカードシリーズではロースター外。フィリーズとの地区シリーズから復帰したものの、「ブルージェイズとのワールドシリーズで大乱調」だった。4試合登板して3回6安打6失点、防御率18.00と精彩を欠いた。

 チームはレッズからウェーバーにかけられていたロートベッドを獲得。正捕手ウィル・スミス、若手有望株のダルトン・ラッシングがいるとはいえ、40人枠の「捕手登録は2人だけ」。長いシーズンを見据えた上で補強は急務だった。タナー・スコット、アレックス・べシア、ジャスティン・ロブレスキー、ジャック・ドレイヤーとリリーフ左腕は豊富におり、バンダは「余剰戦力」と判断されたようだ。巨大戦力を誇るドジャースだからこその苦渋の決断に見える。

 今後、バンダは他球団とのトレードか、ウェーバーにかけられる。トレードやウェーバーで獲得球団がなければ、マイナー降格か自由契約となる。年俸162万5000ドル(約2億5500万円)。球団としてはウェーバー通過を目論んでいるのだろう。ワールドシリーズ連覇を支えた功労者の“これから”が注目される。(小谷真弥 / Masaya Kotani)