「明治安田J1百年構想リーグ、京都1(PK1-4)1神戸」(6日、サンガスタジアム) 「秋春制」へ移行前の半年間を利用…
「明治安田J1百年構想リーグ、京都1(PK1-4)1神戸」(6日、サンガスタジアム)
「秋春制」へ移行前の半年間を利用して実施する昇降格ルールなしの特別大会「明治安田J1百年構想リーグ」が開幕。MF武藤嘉紀(33)のゴールで先制した神戸は、後半に京都に追い付かれたものの、今大会で導入されたPK戦をGK前川黛也(31)の好セーブもあり4-1で制した。町田はFWエリキ(31)の大会第1号ゴールなどで快勝。広島も白星発進した。
神戸の守護神・前川が開幕戦の主役に躍り出た。特別大会で導入されたPK戦でスーパーセーブを連発。背後で湧き上がる神戸サポーターに向けて、何度もガッツポーズを繰り出した。
京都の1番手・FWラファエルエリアスが狙った右下隅へのキックに素早く反応し、左手をぐっと伸ばしてセーブ。きっちりコースを読み切った。京都3番手・須貝のゴール左への強烈なキックにも飛びついて再びストップ。「キーパーは止めてなんぼ。止めてヒーローになると、楽しむ気持ちだった。自信になった」と胸を張った。
前半36分にはFW大迫から縦へのスルーパスを受けたMF武藤が右足を正確に振り抜き、ゴール左隅を射抜く先制弾。ゴールネットが揺れるのを見届けると力強く拳を握り、シャウト。今季チーム初得点を届けた。
昨季の武藤は腰の故障によって思うような活躍ができず。2024年MVPの輝きは鳴りをひそめ、悔しい一年を過ごした。「とにかくまた結果を残して、続けるしかない。昨年はチームのためにほぼ稼働できなかった。本当にフルで稼働しないといけない」と覚悟をにじませていた中、ゴールで魅せた。
ミヒャエル・スキッベ新監督(60)は新天地での初陣をPKで制した。広島時代は3バックだったが、この日は4バックを採用と神戸の色に合わせた采配を見せた。「すごくワクワクするような試合だった。私たちのチームがプレーした内容は非常に満足している」とイレブンをねぎらった。
敵地でつかんだ勝ち点2。波に乗って、結果を積み重ねていく。
◆J1百年構想リーグ 秋春制へのシーズン移行を控え、6月まで行われる特別大会。東西10クラブずつによる2回戦総当たりの地域リーグラウンドを実施し、その後に東西の同順位同士がプレーオフラウンドで対戦して最終順位を決める。J2への降格はない。優勝クラブは2026~27年のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)出場権を得る。
地域リーグラウンドでは、前後半の計90分で決着しない場合にPK戦を行う。90分での勝利は勝ち点3、PK勝ちは同2、PK負けは同1となる。90分での敗戦は同0。
J2・J3百年構想リーグは計40チームを4組に分け、7日に始まる。昇降格はない。