<明治安田J1百年構想リーグ:京都1(1PK4)1神戸>◇6日◇WESTグループ第1節◇サンガSヴィッセル神戸GK前川黛…
<明治安田J1百年構想リーグ:京都1(1PK4)1神戸>◇6日◇WESTグループ第1節◇サンガS
ヴィッセル神戸GK前川黛也(31)が、今大会初のPK戦で主役になった。
京都サンガF.C.との開幕戦は90分間を1-1で終え、今大会特別導入されたPK戦に突入。Jリーグでは98年以来28シーズンぶりに導入された決着の舞台で、前川は京都1人目のFWラファエル・エリアスがフェイントを入れながらゴール右へ蹴ったシュートをストップして流れを呼び込んだ。「(Rエリアスは)GKを最後まで見て、相手の動き合わせて蹴り分けてるスタイル。うまく蹴らせたい方向に駆け引きをしながら誘導できた」と会心のセーブを見せると、3人目のDF須貝英大がゴール左を狙ったシュートも横っ跳びではじき出した。「相手の蹴る感じや入り方を見て、こっちかなっていう感じだった」。1失点はしたものの、後半アディショナルタイムの決定機セーブと、完璧な2本のPKストップでの勝利に「GKは止めてナンボ。決定的なところを止められたのと、PKで勝つことで勝ち点1を2できて貢献できたのは良かった」と胸を張った。
今大会のPK戦導入を前川は「このハーフシーズンはGKにスポットが当たる」と歓迎。この日は「止めてヒーローになるっていう、楽しむ気持ちも含めてうまく入れた」という言葉通り練習の成果を発揮し、記念すべき大会の初PK戦ストッパーとなった。
0-2で京都に敗れた昨季の最終節から2カ月。殊勲の守護神は「苦い思いをした相手に勝ってスタートできた。これをつなげていきたい」。2シーズンぶりタイトルへの思いをさらに強めた。