世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット(AIU)」は29日、ドイツの円盤投げ選手ヘンリク・ヤンセン(27)…
世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット(AIU)」は29日、ドイツの円盤投げ選手ヘンリク・ヤンセン(27)とスティーブン・リヒター(22)、フランスの中距離走者のオーロール・フルーリー(32)に対して、賭博に関連して制裁を科したと発表した。
プレスリリースによるとヤンセンとリヒターには3カ月の出場停止処分、フルーリーには6カ月の出場停止(いずれも2025年9月1日から)と3000ユーロの罰金が科された。罰金は慈善団体に寄付された。また3人は国際オリンピック委員会(IOC)の不正防止に関するオンライン研修受講が命じられた、
昨夏の世界選手権東京大会に出場したヤンセンとリヒターは、チームメートを対象にした賭けをしていたという。フルーリーは24年6月の欧州選手権でチームメートに賭けていた。リリースでAIUのクロシエ会長はAIUの賭博規則は競技の不正を防ぎ、スポーツを腐敗から守るために制定されており、スポーツの公正性の基盤の一つとして「賭博ルール違反を一切許容しない」と強い姿勢を示した。「加盟連盟は、賭博や競技操作などの問題について選手の意識向上を最優先に図り、厳格なルールを十分に理解させ、キャリアを棒に振る可能性のある落とし穴を回避させる義務がある。教育の重要性はいくら強調してもしすぎることはなく、極めて重要」と訴えた。